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バカと言われて怒る人と怒らない人の違い

あなたは人からバカと言われたらどう感じますか。怒りを感じるでしょうか。それとも何とも思わないでしょうか。

誰から言われたかとか、どんな言い方をされたかとかによっても変わるかもしれませんが、ざっくりわけると怒る人と怒らない人にわかれるかと思います。

バカと言われて怒る人と怒らない人は何が違うのでしょうか。バカと言われた人は次の2種類にわかれます。

  • 自分のことをバカだと思っていない人

  • 自分のことをバカだと思っている人

自分のことをバカだと思っていない人は、おそらく人からバカと言われても怒らないのではないでしょうか。

例えば、僕は痩せ型の体型なので、人からデブと言われても怒りは感じません。それどころか「ん?僕のこと?」位な感じで、自分に向けて言われていることすら気づかないかもしれません。

僕よりも細い人からするとデブと言えないこともないかもしれないけど、それでも怒りを感じることはないです。

では、自分のことをバカだと思っている人が、人からバカと言われると怒るのでしょうか。きっとみんながみんな怒るわけではないですよね。怒る人もいれば、怒らない人もいると思います。

この違いは何なのでしょうか?

少し話は変わりますが、この前テレビでお笑い芸人を見たときにふと思ったんです。おバカキャラっていますよね。

周りからバカ呼ばわりされているけど、当の本人は怒るどころかむしろ嬉しそう。自分でも「自分はバカなんで」と平気で言ってます。自分のことをバカだと思っているけど、そのバカをマイナスではなくプラスにしています。

バカと言われて怒る人と何が違うのでしょうか。
おそらくバカという言葉に対する解釈が違うのだと思います。

バカと言われて怒る人は、バカという言葉に対してネガティブな解釈をしているのだと思います。例えば、バカは恥ずかしいとか、バカは価値がないとかです。

さらには、自分のことをバカだと思っているので、自分は恥ずかしい存在だとか、自分は価値がないとか、心の奥にそういうキズがあるのです。

そうすると、バカと言われるのは、恥ずかしいとか価値がないとか言われているのと同じことであり、心の奥にあるキズが刺激されるので痛みを感じ、怒りとなって現れるのだと思います。

一方の、バカと言われても怒らない人は、バカという言葉に対する解釈がポジティブなんだと思います。例えば、バカは愛されるとか、バカはおもしろいとかです。

なので、バカと言われると、愛されているやおもしろいと言われているのと同じなので嬉しくなるのです。

大切なのは、実際にバカかどうかではなく、バカという言葉に対する解釈の方なんですね。

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