人生の秘訣は楽しむこと
人生、「楽しいこと」だけで生きて行けたら、幸せかもしれないけど、なかなかそうはいかない。
生きていれば辛いことも、悲しいこともあります。
そこで重要になってくるのが、「楽しむこと」です。
「楽しいこと」と「楽しむこと」は、文字にすると「い」と「む」と1文字だけの違いですが、中身は大きく違います。
「楽しいこと」というのは、出来事のことです。
おいしいご飯を食べるとか、旅行するとか、映画を観るとか、そういったことです。
一方の「楽しむこと」というのは、出来事に対しての心構えというか、取り組む姿勢というか、気の持ちようというか、そういったものになります。
「楽しいこと」だけ追い求めてしまうと、「楽しいこと」は善くて、「楽しくないこと」は悪いとなってしまうかもしれません。
人生は、「楽しいこと」も「楽しくないこと」も半々くらいです。良くても6対4くらいではないでしょうか。
そうすると、人生の半分もしくは4割くらいは、「楽しくない」人生になってしまいます。それだとちょっともったいない。
そこで「楽しむこと」が大切になります。
繰り返しになりますが、「楽しむこと」というのは、出来事に取り組む姿勢のことです。
なので、どんな出来事でも自分次第で「楽しむこと」はできるんです。楽しいことはもちろん、辛いことも悲しいこともです。
そうすると、人生の100パーセントとは言わないまでも、大半を楽しく過ごすことができます。実際にはそんなに単純には行かないかもしれないけど、理屈のうえではそうですよね。
もしかしたら、辛いことや悲しいことを楽しむってどういうこと?って思う人もいるかもしれません。
辛いことを楽しもうというのは、わかるような気がしますが、悲しいことを楽しもうというのは、どこか不謹慎な感じがします。
ただ、ここでいう「楽しむこと」というのは、いつも笑顔でいようというわけではありません。
その出来事によって引き起こされる感情を、素直に感じましょうということです。辛いときにがんばってポジティブに考えようというわけではなく、悲しいときに無理して笑顔になろうというわけでもないです。
無理しても心が疲れるだけです。
自分を大切にしましょう。
辛いときには、その辛さをしっかりと感じてあげて、ゆっくり休みましょう。悲しいときの涙には、癒しのエネルギーがあります。それを我慢して堪えないでください。
感情を素直に感じる許可を、自分にあげましょう。
辛いことや悲しいことを楽しめるようになると、楽しいこともより楽しめるようになります。
人生の秘訣は「楽しむこと」です。
ちなみに、偉そうに書いてますが、自分に言い聞かせてます(笑)
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