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理由のない好きを大切にしよう

好きとか嫌いというのは感じるものです。それに対して理由は頭で考えるものです。

好きなものは好き、そこに理由はなくてもいいと思います。かえって頭で考えるとわけがわからなくなります。

僕は車窓からの眺めが大好きです。新幹線や飛行機は可能な限り窓際を選びます。

新幹線で高速に流れ行く景色をボーッと見るのが好きなんです。背の高い建物とか大きな橋とか建造物も好きだし、川とか山とか田んぼとか畑とかの自然の景色も大好きです。

飛行機の景色なんてもう最高です。空から地上を眺めるのは非日常感があっていいですよね。ワクワクします。飛行機から富士山が見えると、それだけ何枚も写真を撮ってしまいます。

新幹線や飛行機の窓からの眺めは、当然みんな好きなんだろうと思ってたけど、どうやらそうでもないみたいです。

スマホゲームに夢中になっている人もいれば、読書をしている人もいます。なかにはすぐにブラインドを降ろしている人もいます。

僕からすると何てもったいないって思うんですが、自分が好きなことはみんな好きなわけではないですよね。

なぜ僕は車窓からの眺めがこんなに好きなのか?改めて考えてもよくわからない。やっぱり理由はいらない、というかないんです。ただの感覚です。

そう感じるだけでそれ以上のものはありません。うまく言語化できれば、記事にもできるのでそれもいいと思うけど、残念ながら僕にはうまく言語化できない。

ただ、こういう理由もないけど好きというのは大事にした方がいいと思います。なぜかというと、幸せに直結するからです。

ただただ意味もなく楽しんでいられるって幸せなことです。今を生きてるって感じがします。

こういった時間は無駄だと感じてしまい、移動中は本でも読んだ方がいいと思っていた時期もありました。たしかにその方が生産的です。

ただ車窓からの景色をダラダラ見ているのは無駄な時間かもしれません。だけど、幸せというのは意外と無駄な時間の中にあったりします。

こういう理由のない好きというのは、自分を知るためのきっかけになります。好きな理由はわからなくても、傾向はつかめると思います。

僕も思い返してみると、車窓からの景色だけでなく、海とか川の流れとかたき火とか星空とかも見るのが大好きです。それこそいつまでも見ていられます。

それもやっぱり理由はないんですね。ただ楽しいだけです。ただ楽しい、ただ好き、そこに理由なんていらないんです。考えるな、感じろ、というやつです。

僕らはもっと、感じることを大切にした方がいいと思います。理由のない好きを大切にしましょう。


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