何を望んでいるのかわからないときは何を引き寄せているのか?
自分の好きなことや望むものがわからない。こういう悩みって少なくないと思います。
こういうときって、引き寄せの法則は何を引き寄せているのでしょうか。
結局のところ、望むものを引き寄せるのではなくて、考えていることを引き寄せるというのがポイントだと思います。
思考って1日に6万回とか行われるそうです。たしかに、何も考えないようにするって難しいです。
一瞬、ボーッとすることはできるかもしれないけれど、すぐに、何かしらの思考が浮かんできます。
そういえばお腹空いたなとか、今日はいい天気だなとか、昨日のあの人の言葉にはイラッとしたなとか、浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返します。
そんなあちこち飛び回る思考が、何かしらのカタチになって、目の前に引き寄せられます。
ある意味では、行き当たりばったりの人生かもしれないです。
引き寄せの法則って聞くと、もしそうならもっとお金持ちの人生を引き寄せているはずだって思ったりします。
じゃあ実際にお金のことばかり考えているかというと、実はそうでもなかったりします。むしろ、お金のことばかり考えるのは卑しい人だって思っていたりします。
仮にお金のことばかり考えていたとしても、お金が足りないとか、貯金が増えないとか、実はネガティブなことばかりだったりします。
なるほど、今の経済状態はたしかに自分の思考が引き寄せているのかもしれません。
これはお金だけじゃなくて、健康とか人間関係とか人生全般にいえることです。
人生あちこちでいろんなことが起こる(引き寄せる)ものですが、あちこち飛び回る思考がそうさせているんですね。
そんな思考を、意識して方向性を定めていくのが、引き寄せの法則の扱い方なのかもしれません。
望んでいることがわからないときは、方向性を定められないかもしれないけれど、自分が何を望んでいるのか知りたいという方向に意識を向けることはできると思います。
そうやって、望むことが少しずつ定まっていくと、望むことが少しずつ現実に現れてくるのかなぁという感じでしょうか。
引き寄せの法則って、シンプルだけど奥が深そうです。