瑠璃の部屋187
日曜日のアンサンブルでは、3つほど課題を残したのと、
楽員のリーダーと先生との意見が分かれたところがあった。
1つ目の課題は
夜霧のしのび愛で、ビブラートを入れたのは成功した。
やったと思ったのがいけなかった。その後の音符を見失い、失敗。
楽員が「イマイチ・・・」と、言ったのはビブラートなのか、その後の失敗なのか。
2つ目の課題は
Canonの通奏低音で、みんなが輪奏しているから、どーせ聴いちゃいねーだろと、途中で、少し音量を落として弾いたら、しっかり聴いていたらしい。
「途中、聴こえなくなった。しっかり弾いてくれ」と。
3つ目の課題は
何の曲だったっけ。
途中で音符を見失ったので、適当に誤魔化した。
次の曲にすんなり入ったので油断していた。
一通り、終えた後。
「さっき1曲、合ってないのがあったから、もう一度やろう。
前半の終わりのところが合ってなかった。
たまたまならいいんだけど。修正する必要があるか確認したい」
演奏が終えると
「今度はいいね、さっきのはたまたまだったのかな」
「もしかして、xx節のところですか?」
「うん」
「そこ、俺が音符見失って適当に弾いてました・・・」
先生と楽員のリーダーの意見が分かれたのは。
グリーンスリーブスのパート分けだ。
リーダーは、トレモロが得意なので、トレモロのあるパートに移りたいと。
メロディも、そこにあると。
ところが、先生は、今やっているところがメロディだと主張する。
リーダーが俺を見た。(なんか言えと)
「移るのが良いと思います」
・・・もちっと、気の利いたこと言えんもんかねぇ・・・