瑠璃の部屋258
一昨日、昨日と、かなり歩いたので。
今日の眼科は、楽をして近道をしようと。
帰りに、2度ほど通ったことのある、なだらかな下り道、入り組んでいるけど、方角が合えばなんとかなろう。
行きは、なだらかな上り坂だった。
しばらく行くと、迷ったので、スマホの地図で誘導した。なんだ、すぐそこで曲がるんだ。
ところがスマホのスピーカーからは。
「右に曲がって、先に進み、階段を登ります」
え?ここで階段?
10段くらいの階段を登ると大道りに出た。
この道をまっすぐで、あるわけだ。もう、スマホの誘導は不要なので鞄にしまった。
うんこら、歩いて行くと。どうも見覚えのある銀行がある。
スマホを取り出した。
目的地に到達しましたと、とっくに画面が出ていた。
振り返ると、目的地は後方に遠ざかろうとしていた。普段の倍は歩いた。
定期検診を終え、家に帰ったが、この薬、前に合わなかった奴だと気づいて、取り替えてもらいに電車に乗って、また眼科へ。
途中、docomoショップの店頭販売に引っ掛かった。正確にいうと、配られた当たりくじに引かれた。「当たりました!」
ウマか棒だった。そこからの誘導が上手い。
irumoってプランが安い。
飛びついた。だけど本人確認証明だの銀行カードだのが必要で、明日、再度行くことに。
眼科に戻っていなければ、これは無かったわけだし、何かのお導きかとホクホクしていたのだが、落ち着いて考えたら、LINEが完全フリーではなくなる。Wi-Fiを持たない自分にとって、それは、どうなの。
ノリノリで話していた女性店員。顔は思い浮かばない。この歳になると見分けがつかない、
けど、情に流されそうだ。
思い出せ、あのラグビーに挑む若者達の熱さを。
どうよ、冷静に考えて。
なぁ?おい零一郎さんよ?
なんか、お腹すいたな。