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瑠璃の部屋299

昨日は新年明けのアンサンブルだった。
年末に飼い犬の状態が悪くて休んだ方(両家の次女だったと推測している人)の愛犬は1月5日に亡くなったらしい。

15歳だった。食べ物を受け付けなくなり、旦那さんが水を口に入れてやったら「クゥン」と一言鳴いて、それが最期だった。
子供達が里帰りして集まったとのことで、それを待ってから逝ったのだろうと。
「あれほど、泣いたことは無い」と言っていた。

子犬の頃の可愛い写真を見ながら「可愛かったものねぇ」と楽員さん達が集まっていた。・・・なんか、これを書いて、涙が滲んでしまった・・・

先生は、禁じられた遊びをアンサンブルでやると言う。
「やっぱり、これはいつでも弾けるようにしておかないと」

楽員が、口々に疑問を挟んだのは。楽譜が4重奏になっていたこと。
「6人しかいないのだから3パートでしょう」
「いや、1パートは一人でやれば良い」

見た感じ2ndが弾きやすそうだったので「これ俺やりたいです」と言うと。
「いや、どのパートも弾けるようにするのが良い」
「でも、パート分けの時は2ndやります」
「いや、どのパートも弾けるようにするのが良い」
延々に続きそうなので、切り上げておいた。

こんなの、1stのメロディを、みんな、やりたいに決まっている。
1stだけで、曲は完成している。

何を好き好んで、禁じられた遊びに追加した伴奏などやるものか。
だったら、俺がやろうじゃないの。

家に帰って譜面通りに弾いてみた。
これ、3rdの方が楽だったな。
禁じられた遊びでは、1弦、2弦、3弦と降りるのに対して、
3弦、2弦、1弦と上がる伴奏の譜面である。

・・・これ、良い曲が台無しじゃないのか?・・

2ndのパートも、今ひとつ。
そして、4thに至っては、何がしたいのかさっぱり分からない。

たぶんね、これ頓挫するよ。
アンサンブルの皆様、今年も宜しくお願いします。