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瑠璃の部屋293
自分がギターを弾いている時の左腕の使い方が、他の楽員と違う。
昨日、先生から「娘が撮った写真」と、前回の文化祭での写真を渡された。
各自、写っているものに区分けして配ったそうな。
他の楽員は、腕を引いて、左の手のひらがネックの後ろにある。
俺のは、腕を少し伸ばして手のひらがネックを超え、手首をかなり曲げて押さえている。
これは、幼少期のヴァイオリンの癖(手のひらをネックにつけないよう、散々、直された)なのか、それとも、バイクのスロット(指を使わず、手首で調整する)でついた癖なのかと。
ヴァイオリンの左手のフォームを調べたのだが、どうやら違う。
バイクのスロットは、右手なので関係ないことに気がついた。
先日、友人が、特徴のあるテニスプレイヤーの動画を見せてくれた。
簡単に言うと脱力系である。サーブの仕方も独特のものがある。握力が、非常に弱いらしい。一般的には、テニスには握力が必要と叫ばれているようだ。なにか、ギターの演奏に活かせないかと、名前を聞いておいた(おっと、今思い出した。
メモ、どこやったっけ)。
「楽なんじゃない?真似てみたら?」と言ったら。
「たぶん長年にわたって、このサーブを身につけたと思う、だから俄かに真似しようとしても、却って腕を痛めるだけ」
ちなみに、友人は、フォーム等の相談を受けた時には「自分のやりたいようにやるのが良い」と答えているらしい。
ギターの左手について話したら。「写真を見せて先生に、聞いてみたら?」と。
今日のアンサンブルに、写真持って行って聞いてみよう。
たぶん、こう言うだろう。「自分のやりたいようにやるのが良い」