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瑠璃の部屋230

Youtubeで見つけたアデリータの演奏を見ていると。それぞれの特徴が出ている。
アルハンブラも、しっかり音を刻む人もいれば。流れるように弾く人もいる。

昨日、見つけたのは、スペインの女性ギタリスト。
他で見かける繊細なアデリータとは違う。よく言えば個性的、悪く言えば雑。

作曲者フランシスコ・タレガもスペイン出身である。
スペインといえば、フラメンコ、サグラダファミリア。
日本風の侘び寂びとは、ちょっと違うわけで。

何が言いたいかって言うと、案外、アデリータって、本来、こういう曲なのではないかという演奏をしている。
この方のアルハンブラも、そんな感じ。ちょっとフラメンコ色がある。

使用弦によって音色が変わるので、何を使っているのかなと調べると。
ダダリオを勧めていた(同じだ!)。
ま、宣伝だけして違うメーカー使うってのも中にはいるけど、この人の感じからして、そういうことはしなそう。

この人の動画を見ていたら、どうやら運指が違う。
動画と音符を照らし合わせてみたり、自分で弾いて合わせてみたり。

普及しているであろう運指と違う。
他の人のは、効率よく動かしている。
この方のは、ちょっと効率を度外視した感じ。
知らずかワザとか。他の文化に触れていないのかと思ったら、
日本にも通じていて「さくら」を着物姿で弾いたり。解説したりしている。
なんかちょっと、この人、面白い。

曲調を真似てみることにする。