「めんどうくさい耐性」が低下したのは自分が年を取った証拠かも・・・
私の自宅の近所にはスーパーの西友があり、セゾンのクレジットカードで買い物するといつも3%割引(日によっては5%割引)で買えたので結構愛用していたのですが、残念ながらこのサービスが3月いっぱいで終了することになりました。
4月からはクレジットカードでの割引に替わって楽天ポイントが溜まるというシステムになるようで、今日も西友に買い物に行くと店頭でポイントカードの説明をやっていましたが、「めんどうくさいな・・・」と思ってそのままスルーして帰りました。
というのも、今までは会計のときにクレジットカードを出すだけでサインも暗証番号も不要でそのまま3%引きもしくは5%引きで会計が終了しましたが、今度はポイントカードを作り、ネットで利用登録をしないと使えません。
上記のサイトにいろいろ書いてありますが、読むのもめんどうくさいと思って放置している自分がいます。
そんな感じで「なんちゃらペイ」も「めんどうくさいから」という理由でほとんど手を出さず(一応ペイペイは携帯電話の特典でお金がもらえるのでたまに使っていますが)、未だに現金メインで生活しています。
ただ、ふと思い返すと20代の頃は複雑なものでも抵抗なく使っていたのに、今ではちょっとした手間でも「めんどうくさい」と思ってしまうことがあるので、自分の「めんどうくさい耐性」が年齢とともにかなり低下しているのではないかと思っています。
実は社員教育の場でも似たようなことが起きており、例えばスマホを使ったeラーニングを導入すると若手よりもベテランのほうが実施率が悪かったりします。
それこそ「ログインして数分間の動画を見る」というだけのことでも、人によっては「めんどうくさい」と思って見ようとすらしません。
もちろん個人差はありますので、人間は年を取ると「めんどうくさい耐性」が低下するとは言い切れませんが、若者が苦も無くできることをそのまま中年にも求めてしまうとうまくいかない可能性が高いと思います。
それは自分にも言えることで、「めんどうくさい耐性」が下がっているのに「昔はできたから、これぐらいはできるはずだ」と思って無理にやろうとすると想像以上に精神的に消耗してしまうのかもしれません。
そんなわけで、個人的には「めんどうくさい」と思ったら「やってもいいかな」と思えるようになるまで無理せず放置しようと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。