「REICOの読書日記」No68
4C速読法 56 「段取り力」 齋藤孝著 2003年
② 3Point
1.自分の中の「段取り力」に気づくことが出発点 この本では「段取り力」とはどういうもので、どうやったら獲得できるかを述べていくが、しかし本題は自分の中にある「段取り力」に目覚めることだ。自分の中に本当はちゃんと「段取り力」があるのに、それに気付かず、自分は段取りが悪いと決めつけてしまっている例がけっこう多い。段取りにも色々あって自分の得意なタイプの段取りが必ずあることに気づくことが最初のステップだ。
たとえば、森鴎外のように非常にきちんと整理整頓して仕事をするタイプがいるかと思えば、一方で無頼派作家の坂口安吾のように、いろいろなものを部屋中にまき散らして小説を書くタイプもいる。それぞれ生産性が上がっており、素晴らしい作品をたくさん残しているということは、二人の段取りはそれぞれにいいと言える。ー----
そういうものも含めて、自分に合った段取りのスタイルを見つけることが、本書の段取り力の一番大きな意義だと思う。
2.詳細なものを書くためのラフなたたき台を作ることが、段取りとしては非常に重要なことがここでわかる。アポロ13号の場合もとにかくプランを立てておかないと、事態に圧倒されてしまう。プランがあっても圧倒されそうなのに、プランがなければ事態はどんどん進み、精神的に追い詰められてしまう。ラフでもいいからとりあえず作っておいて、精神の安定を確保してから細かいところを微調整していく。そういう段取りだ。これは仕事を進めていくためには重要なことだ。ー---
どこまでやっておくと、後戻りしないのか。あるいは休んで忘れてしまっても、すぐに次の段階の作業に取り掛かれるのか、これがポイントだ。
3.核となる経験(フィールド)があると、そこに経験を重ねていくことで一定の法則(関数)が現れる。それが培われた「段取り力」だ。法則化されたものは技になる。一度技化されてしまうと、カッコの中の要素が変わっても法則は変わらない。
部署が変わっても、仕事が変わっても、技化された「段取り力」を応用して全てを行っていけばいいから恐くない。異動して仕事が変わったからまたゼロから出発だと思うのと、経理で培った「段取り力」があるからそれを応用すればいい、と考えるとでは大違いだ。
③1Action
「REICOのへや」を開設して3か月、【レイキ・カウンセリング・読書会】を3本柱にやっていきたいと思いながら、何をどうすればよいのか分からないまま、とりあえず読書日記を続けてきましたが、やはりレイキを中心に据えて活動していきたいと、心が定まってきました。
ですから、ここでまず新たにプランをしっかり立てて、 細かいところを詰めていきたいと思います 。そして読書日記で培った「段取り力」でレイキに関することなどを習慣化して続けていこうと思います。
④1Episode
「段取り力」は、つまるところエネルギー配分だ。一番エネルギー値の大きいものを、最重要なところにぶち込む 。
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読書日記を始めて、3か月。いろいろな本(自己啓発本)を読んで、とてもためになったと思います。また英語の多読も続けるし、好きな本もいろいろ読んでいきますが、日記で紹介するのは、特に面白かったものに厳選していきます。目標は100回なので、年内には達成したいと思います。
でも、これからは、レイキをもとにしたヒーラーを目指して、一番多くのエネルギーを注いでいきます。
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