企業の限界
この資本主義社会では、
「お金を稼ぐことが善」となる。
だから、企業はどうしてもそこに焦点が向く。
お金が稼げなくなる、お客様が来なくなる・離れる、
ブランドイメージを損なうことを嫌う。
だから、リスクを負うことも難しく、
「正論」を唱えることに意識が傾く。
メディア関連の企業は、本来は「中庸」であるべきであり、
どちらかに傾いてはいけないはず。
しかし、コロナ関連の情報1つとっても、
大手はほとんど偏った報道しかできない。
少しずつ、時代の変化の兆しはみえているが、
「社会の在り方」が根本的に変わらなければ、
上辺でどうこうあがいても、元の木阿弥になるのがオチ。
経済は血液のようなもので、
世界全体の血流を良くするためにも、
経済の発展や成長は必要なことではある。
けれども、先進国といわれる国々の目指している方向性は、
今一度見直しが必要であり、
これからはあらたな枠組みで物事を考えていく時代に
突入してきていると感じている。