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繁忙期のJRの価格
あまり知られていませんが、JRには、
閑散期
通常期
繁忙期
の3つがあり、特急料金がそれぞれ違って来ます。
出張などで同じ路線の特急や新幹線をよく使う方は、たまに料金が変わっていて「あら?」と思ったことはないでしょうか。
買い方によって、お得になったりもしますので、ぜひ見て行って下さい。
季節によって何が変わるか?
すばり料金です‼️
下記の通りに料金が変わります。
最繁忙期 +400円
繁忙期 +200円
閑散期 -200円
もっと詳しく言うと、“指定席特急・新幹線料金”が変わります。乗車券は変わりません。そのため、特急や新幹線を使わないのであれば、料金は年中変わることなく乗ることができます。
また電車を乗り継ぐ際は、電車に乗るたびに料金がどんどん加算されていきます。
自由席は料金が変わらない
ここで注目すべきところは、“指定席”という所です。文字通り指定席のみ加算されます。
そのため、自由席であれば特急や新幹線に乗っても通常時と同じ料金で乗ることができます。
しかし、人がたくさん利用するから“繁忙期”となっており、繁忙期の自由席は座れない可能性が大いにあります。
そこは予め知った上でご利用下さい。
繁忙期、閑散期は全国共通じゃない
繁忙期、閑散期は会社や路線によって変わってきます。そのため、時期を調べるときは必ず利用する会社、路線で調べてください。
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繁忙期でも通常期と同じ料金で乗る方法
利用範囲は限定されてしまいますが、繁忙期でも通常期と同じ料金で乗る方法があります。
私がよく利用するJR西日本には、『e5489(いーご予約)』というサービスがあります。これはインターネットで切符を予約するサービスになります。
このシステムで予約すると、「チケットレス特急券」や「eきっぷ」というサービスが利用できます。
この2つのサービスで指定席を予約すると、自由席と同じ料金で指定席を利用することができます。
そして、繁忙期でも繁忙期料金が加算されません。
このサービスを利用するのが、繁忙期で一番お得な方法だと思います。
e5489の注意点
そんなお得なサービスが受けられるe5489ですが、欠点があります。
“JR西日本、四国、九州エリア内の利用であること”です。
JR東海や東日本エリアに入る場合は、e5489で予約はできますが、通常の予約しかできず、チケットレス特急券やeきっぷのサービスを受けることができません。
ご存じの方も多いと思いますが、在来線と新幹線とでは会社の区切りが違います。
東海道新幹線は、新大阪以東はJR東海
北陸新幹線は、上越妙高以東はJR東日本
上記のルールになっています。
利用者が特に多い京都駅は注意です。
京都駅は、在来線はJR西日本、新幹線はJR東海になります。
例えば広島から京都に行く際は、京都駅までの切符を買うと、新大阪〜京都はJR東海エリアになるためeきっぷの割引を受けられません。
新大阪から在来線に乗り換えるルートですと、JR西日本エリア内で完結できるためeきっぷの割引を受けることができます。
どこで乗り換えるとお得になるか?
どうやって切符を買うとお得になるか?
複雑でややこしいですが、ここを考えるのがとても楽しかったりもします。
知らないよりは知っていた方が絶対いいので、今後の参考にしていただければと思います。