おむすびにおススメのお米品種5選。
おはようございます。
先日、
兄ちゃんとサーカスを見に行ったんですよ。
今、来日しているシルクドソレイユの公演
“アレグリア”です。
サーカスってなかなか馴染みが無くて。
”えっ!えええええ~”
と終始驚きと心配が凄まじかったれいちゃん。
それに反して無言で見る兄ちゃんは心の中で
”この人の人生はどんなだったのだろう”
と哲学的に考えていたそうです(本人談)
そんな兄ちゃんの横に座っていた女性二人組は
”えぐ。やば”
と淡々と驚いていたそうです。
うーん。同じものを見ていても
感想や反応は十人十色。面白いですね。
そんな本日は、
同じおむすびに見えても。
使う品種が違えばそれは別物。
これまでおむすびを握ってきた半年という浅はかな経験値で。生意気にもおすすめをここぞとばかりに紹介したくなったれいちゃんがおむすびにおススメの品種5選をご紹介致します。
それでは参りましょう。
おむすび小娘セレクトの「おすすめ品種5選」でございます。
〇岩手県「金色の風」-雅-
【甘み】:8
【粘り気】:7
【粒張り】:10
【艶感】:7
【香り】:6
粒張りがピカイチな岩手からやってきた「金色の風」-雅-。
こちらのは「金色の風」の中でも2mmのふるいにブンブンかけまして。
ふるい落とされなかった”大粒のみ”をお取り扱いしている超少数精鋭スタイルの品種。
崖から突き落とされて這い上がって来た者だけが生き残れる。
まるでライオンの世界のようです。
この品種はとにかくバランスがいい。チャートでは粒張り一強な形になっていますが。冷めても続く甘み。程よい粘り気。
ブレンドせずともストレート米100%でおむすびを握ってもすごく美味しいおむすびが出来ました。
〇三重県「結びの神」
【甘み】:5
【粘り気】:7
【粒張り】:9
【艶感】:8
【香り】:7
おむすびを握る為に生まれてきたんじゃないか、と思わせるネーミング。
三重県の「結びの神」は名前勝ちしているのは若干否めないです。
以前に出店したマルシェでこの品種をブレンドしたおむすびを販売していた時の事。結婚式を控えたどこかのお母様が、
”あら、なんだか縁起がいいわね”
と全種類の具材のおむすびを買ってくださったのをすごく覚えておりまして。あの時のお母様ありがとう。シェイシェイ。
その名の通り、冷めても粒感が残るおむすびにピッタリな品種。ですが、少し甘みが物足りない方もいるかも。
そんなときは”きらほ”などの甘みの強い品種のブレンドがおススメです。
〇高知県「土佐天空の郷 にこまる」
【甘み】:9
【粘り気】:7
【粒張り】:9
【艶感】:7
【香り】:9
以前、令和三年度米ですが知り合いの方からプレゼントでいただいたことのあるこちらの品種。
初めて土鍋で炊いてみた時の香りにれいちゃん完全にノックアウト。もうメロメロメロ〜ン。
メロンパンナちゃんでした。
ふっくらお米特有のあま~い香りが1Rのれいちゃん邸宅に豊かに広がりました。
そしてつやつや。
赤ちゃん肌で、最高に粒張りがいいです。
高級品種ゆえにお高くてなかなか手が出せないのですが。令和四年度米も(年度の気候差によって若干味に違いが出ます)変わらず私をぞっこんにしてくれました。ありがとう。
お財布の紐が緩めば。出来ることなら毎回使いたいほど、粒張り・甘み・香りのバランスが良いです。
〇島根県壱岐藻塩米「きぬむすめ」
【甘み】:6
【粘り気】:5
【粒張り】:9
【艶感】:7
【香り】:8
先日の大船マルシェでも使ったこちらの品種。
島根県壱岐地方の藻塩米「きぬむすめ」ちゃんです~!
”藻塩米”というのは、に詰めた海水から精製される赤茶色の塩「藻塩」を。水に溶かした水溶液を夏に稲に散布することが由来なんだそう。
今更知ってれいちゃんも「へぇ~」状態です☆
粒張りがよく。甘みも上等です。
粘り気はほとんどなく、極端に言えば”サラッ”とした口どけの品種。口の中でホロけます。
春や夏のおむすびに最適な品種ですね。
甘じょっぱいはちみつ梅のおむすびなどと合わせるのが個人的には好きでした。あとはピクニックなんかで緑茶とも相性が良さそうね。
花見行きたくなってきたワ。
〇新潟県「新之助」
【甘み】:8
【粘り気】:9
【粒張り】:8
【艶感】:10
【香り】:6
新潟に新しい風を!!!
という熱き想いに応えるかのように生まれし
”新之助”
名前の通り
堂々と。
ずっしりと。
そんな単語がぴったりなこやつ。
少量でもかなりの食べ応えがあります。
ふう、お腹いっぱい。ってなる。
そして炊き上がった時の艶感が凄まじい。
あたくしコンタクト無しの視力が約0.1ですが。
新之助の艶感は何もつけていなくても分かるほど眼光に響きます。
もちろん先におことわりしたように
作っている地域や生産者さん、その年度の天候や気温で食味は同じ品種でもかなり変化します。なので一概に味を決めつけることはしたくありません。
一個人の好みとド偏見に基づいた解釈だと受け止めて。あとはその品種を見かけた際に
”あら、どこかの小娘が言っていたお米だわ”
”ちょっと買ってみようかしら”
ぐらいに思ってくれたら嬉しいです。
本日もお読みいただきありがとうございました。