10月29日デビューの新米”サキホコレ”を栗ご飯で贅沢食べ。
ぼっちぼっちと日々連呼していると。
れいちゃんは生まれた時から孤独なんじゃ?と思った方いらっしゃるのではないでしょうか?(んなことないか)
ですが、そんな皆さんの偏見を取り払うかのようにれいちゃんには兄ちゃんがいます。結構面白くてですね、将来の夢の変遷を今日は皆さんにお伝えしようかと。
人は生まれ、時を重ねる中で。様々な環境の中で、自らの将来の夢を掲げそこに向かって突き進んでゆくのです。とはいえ、如何なる人であっても”誕生する”という工程を経て夢を抱くのです。
今回は、10/29に産声を上げれいちゃんの元へ新潟出身からはるばるやってきてくれた御米”サキホコレ”
この愛娘の生誕祭と称し、栗ご飯にして味わい尽くす贅沢な日にしていきたいと思うのです~!
〇デビュー日が待ちきれなかった”サキホコレ”って?
新米が続々と顔を出す季節。およそ全ての品種を少しずつでも食べ尽くしたい米娘れいちゃん。朝はニワトリのこけこっこではなくこめこっこ。
出来る事ならお歳暮ではなくお米暮を頂きたいし誰かに贈りたいものです(誰やねん)
沖縄など南の地域から顔を見せ始めた新米も、米どころ新潟や福島の子達もれいちゃんの為に(自過剰)南下してきてくれました。ありがとう。
そんな中で秋田県から来てくれた今回紹介する『サキホコレ』はなんと令和4年度のデビュー米。先週の10月29日に登録されたお店でのみ取り扱いが開始された貴重な御米ちゃんです。
秋田と言えば「あきたこまち」は「東京・れいちゃん」くらいの勢いで秋田アピールをしてきますが…。対するサキホコレはなかなか謙虚と思った皆様。チッチッチ。ちゃうんです。
それでは。皆様にサキホコレ誕生秘話をお見せするとしましょう。
〇さっそく土鍋でサキホコレを炊いてみよう!
早速いつもの如く?れいちゃんの土鍋修行スタートです。
そうこうして(ちょい雑)炊きあがったサキホコレの写真がこちら!
れいちゃんは叫びだしそうでした。新米をこれまで7種類近く食してきた小娘。どの子もやはり”艶”が印象的で輝いているんですね。
だけど、サキホコレの艶は比べ物にならないくらいの輝きで。フラッシュで写真を撮られているのかっと錯覚してしまう程でした。
しゃもじでほぐしている時にとりわけ印象的に感じたのは”粒立ちの大きさ"十戒途中のモーセを阻む米粒。そんな感じでした。
〇栗おこわにして食べ尽くす栗日和。てかおこわって何。
炊いている時の香りも、炊きあがった時の艶も。何もかもがれいちゃんの食べるまでのプロセスを楽しみなものにしてくれました。ありがとう。
しかし、ここでただただ白米を食べないのが変化球投手のれいちゃん。
せっかく八百屋の小娘なら…と八百屋の大将が厳選した最高級の貯蔵飯沼栗とブレンドさせようと。栗おこわだか、栗ご飯だか知りませんが化学反応を生み出してみよう。決めました。鬼皮に。渋皮に。武士:れい丸は果敢に立ち向かっていったのです。
こうしてれいちゃんはご飯を炊くというミッションを終えたにも関わらず休むことなく栗仕事最終列車に乗車したのです。
問題は渋皮です。諦めそうになりながら。時には形を崩しながら。剝いてゆくのです。
格闘の末にようやく白米と御対面する栗。そう。今回の栗おこわは炊き終わって後ほど混ぜ合わせるスタイルなのです。
もうサキホコレがどうとか。打倒コシヒカリがどうとか。そんなことは正直忘れていました。達成感だけで胸がいっぱいでした。お腹もいっぱいでした。
サキホコレの記事なので、お米にFOCUS致しますと…。まずしゃもじ時代から感じていた粒の大きさが口に入れた瞬間も感じられました。食べ応えがあります。
これだけの粒ごたえゆえに味は濃いのかと思いきや意外とあっさり目。けれどモチモチとした粘り気はあるというなんとも絶妙なバランスでした。
あぁ美味しい…。本気で思いました。というかこの味のあっさり感が栗の甘みを引き出していたので、具材を載せたり混ぜて食べるにも最高なお米の品種だなあと思いました。
いやあ、栗おこわまでのプロセス長かった…。サキホコレ側からしても令和2年の命名かられいちゃん邸宅へ。そしてれいちゃんのお口への道のりの長さに驚いたことでしょう。
お疲れ様。今宵はゆっくり休んでおくれ(誰)
本日もお読みいただきありがとうございました。
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