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ライリーと私と、シンパイとデモキットダイジョウブと。
先日、インサイド・ヘッド2の映画を観た。
インサイド・ヘッドシリーズは、主人公である少女ライリーと、ライリーの感情を表すキャラクターたちの物語だ。主なキャラクターはヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ。皆、ライリーの心の変化に合わせて感情を表現するのが彼らの役目だ。まあ、役目というかそれが彼ら自身というか。
私はインサイド・ヘッド1を観ていないので、今回の2が初めてみたインサイド・ヘッ
今の私の夢について語ってみる。
半月前、こんなことをnoteに描きました。
「今の私の夢は『描く』をテーマに展示をすることです」と。
上記のnoteを描いた段階では、どんな展示を行うか。それが実際に実現できそうなのか、定まらず半ば(ほぼ)見切り発車で進めました。
結果的に、『描く』というテーマの中でも自作の『小説』の分野を選び、noteを描いてから3ヵ月後の初夏の時期に2週間の展示を完走しました。
いわば“夢が1つ叶った”
妄想メキシコ朝ご飯🇲🇽
〜タコス編🌮〜
大学生の時第二外国語で
スペイン語を履修していた友人。
「スペイン語でどんな単語習った?」
と興味本位で聞いた大学生活序盤。
「うーん、まだ“オラ!”だけなんだよね」
と言った。
それから3ヶ月くらい経って、第二外国語の授業の後にばったり友人と会った時、
「スペイン語、何か新しい単語覚えた?」
と聞いてみた。
「うーん、やっぱり“オラ!”かなあ」
と返ってきた
幼き日のメロンと小豆の約束
小豆🫘
「メロンちゃん。ぼくたち大きくなったらせかいをいっぱいたすけようね!」
メロン🍈
「あずきくん。そうだね。おおきくなったらアンパンマンとメロンパンナちゃんになって、せかいをいっぱいたすけようね。たのしみだね!」
⇩
(月日が流れ........)
⇩
小豆🫘
「メロンちゃん。あのね、僕ね知っちゃったんだ。メロンパンには......メロンは入っていないんだって..........
かぼちゃを食べる時は必ず南を向かないといけないと信じ切っている親子
母親
「あら?今日お弁当食べる時間なかったの?かぼちゃのそぼろ煮残しているけど?」
少年
「あ、や、今日ねスマホ没収されちゃって。方角アプリを開けなかったから南がどっちか分からなかったんだよね....」
母親
「そうだったのね。それは悲しかったわね」
少年
「うん、悲しかった。かぼちゃ食べたかったな」
母親
「いい?南を知る方法で時計を使うものがあってね。短針をまず太陽に合わせて、数字の1
【小説】余命1年の天使と出会った話。『後編』
〈前編はこちらから〉
改札を一歩抜けると汗が噴き出していた季節から、どこからか香る金木犀の香りが心地よい季節に変わっていた。けれど、
「はぁ…ダメだった」
ひとりごとで思わずそう漏らしてしまうくらい私の心はズタズタだった。
私が中心となって企画したコンペの結果は芳しくないものだった。時にチームメンバーとすれ違いながら、それでも意見を言い合ったあとには毎回「絶対勝ち取ろうね」を口癖に、休み返
【小説】余命1年の天使と出会った話。『前編』
桜が軽やかに舞う季節とは裏腹に、駅まで向かう足取りはいつも以上に重かった。その日の私は、些細なことで上司から注意を受け、胸がチクっとする感覚がずっと抜けなかったのだ。
「今日は揚げ物でも買って、適当に済ませちゃおうかな」
普段は自炊をすることが多いけれど、その日はそんな気力すら起きない考えて、進行方向を駅から駅前のスーパーに変更する。
お惣菜コーナーに並べられた揚げ物各種を一通り見渡し、財布