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ツインレイと覚醒の話(2019年 12月)

彼と何度目かの温泉旅行に行った時のこと。
私と彼は温泉(温泉と行っても、日本みたいに熱いお湯ではなく34°~38°くらいのぬるま湯で、ドイツ語でテルメと言う。水着を着て入る。)が大好きでよく時間を見つけては行っていた。

テルメに行くまでの車の中で、恐ろしく美しい夕日を見た。

山間にゆっくり沈む太陽と、ピンク、ブルーに美しく光る雲、キラキラと黄金に輝く空からたくさんの天使が降りてきているような、そんな素晴らしい光景だった。

無言で空に見とれている時間が幸せだった。
今日は神さまに歓迎されている、そう思った。

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途中道に迷って少し遅れちゃったけど、テルメに着いた。

施設内もカラフルなタイルが散りばめられていて、美しい場所だった。

入口から魔法の国に入り込んだような、自分が天使になったような気分だった。

初めは少し水温の低いプールからだんだん体を慣らしていって、温かい水温のプールに移動していく。

彼の体に抱きついたり、おんぶをさせてもらったり、私がおんぶしたり、テルメの中はたくさん触れ合うことができるから好き。

手を握ったり、体をくっつけたりしながら、色んな温泉に入ってたくさんお話した。

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彼におんぶされている時、まるで天国にいるようなすごく幸せな満たされた気持ちになって、体がふわふわした。

もうこれで死んでもいいと思えるくらい幸せだった。夢ごこちでしばらく何も話せなかった。

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ジャグジープール、ロマンチックな青いライトのプール、屋外にある湯気の出ている温かいプール、滑り台のあるプールなどいろいろあって、休憩しながらそれぞれ回った。

テルメでの滞在も終盤に近づいて、屋外のプールで話していたら、彼がまたスピリチュアルな体験を話してくれた。

それは、神様を感じた時の話。田舎の実家の2階にいたら、いきなり雷を打たれたみたいに、体がビビッとして、神様とのつながり、ワンネスを感じたんだって。「大きな愛に包まれている」っていう感覚みたい。その感覚があればお金が無くても、1人でも幸せだし、世界との深い繋がりを感じられるみたい。

あの時の感覚が忘れられないんだって。もう一度あの時の瞑想状態になれるように特訓しているらしい。

どれだけ衝撃的な感覚だったんだろう…それは彼の人生を変えたんだろうな〜と思った。

私もそんな風になってみたいな〜羨ましいと思って聞いていた。

彼は私が一生懸命聞いててくれて嬉しかったみたい。他の人は僕の話なんか全然興味無いんだよって言ってた。笑

体がずっとふわふわしていた。

神様、素晴らしい人に会わせてくれてありがとうございますと感謝した。

テルメ閉館の時間ギリギリにプールを出て、着替えて家に帰った。

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