女の子が好きだっていいよね
#ちょこのひとりごと Vol.2
なぜ自担が好きなのかって聞かれたらなんて答えますか?
理想の男性だから好きっていう人は多いのかな。
パフォーマンスが好き、性格が好き、顔が好き。
色々あると思う。
私の場合は、性別ではなくアイドルとしてのパフォーマンスやプロ意識を評価して好きになることが多い。
アイドルとは、実力的なパフォーマンス以外で「異性として」消費されることが多々ある。それが良いか悪いかはここでは置いておいて、さまざまな芸能人の中でもファンの恋愛感情に絡めて魅力を売り出しているのがアイドルだと思う。
女の子のアイドルが男性目線の歌詞を歌ったり、男性アイドルが女の子相手のシチュエーションの胸キュンセリフを言ったり。
ジェンダーについてちょっと専門知識のある私は、時々疑問に思う。
女性アイドルのファン=男性=男性に刺さる歌詞を歌わせる
男性アイドルのファン=女性=女性を対象にしたセリフ
この式はなんで令和になっても崩れないのだろう…。
正直一言でいうと時代遅れ。
胸キュンセリフは観ていて楽しかったりするけど、定める必要もないのに性別が限定されているシチュエーション、言葉の言い回しは個人的にとても引っかかってしまう。
性の多様化が進んで認め合ってきている現代で「彼氏」「彼女」ではなく「恋人」「パートナー」「好きな人」とかに言い換えるだけで世の中どれだけの人の気持ちが楽になるだろうか。
そんなことを日々考えている割にジャニーズも女性アイドルも大好きな私は、7 MEN 侍のジェンダー観が本当に素敵だと思っているので、今日はここにまとめようと思う。
①姫から痺愛へ
7 MEN 侍のファンネームは「姫(ヒメ)」
2020年10月31日 中村嶺亜「ひさびさに〜」
この日、嶺亜くんが久しぶりにISLAND TVを上げてくれた。そこでは7 MEN 侍のファン(通称 姫)の男性のファンの方や「姫」と言うのは恐れ多い…という声を聞き、「痺愛(ヒメ)」という新しい漢字をくれた。
当時結構「姫」が気に入ってた私はヒヤヒヤしながら動画を再生したのを覚えている。観てとても安心した。ちょっとドキドキしたことに罪悪感すら覚えた。グレードアップしたじゃん!漢字のチョイスも、嶺亜くんらしくてとても好き。
「痺れるほど俺たちを愛してくれる」
そんな理由も含めて、名付けてくれた。
姫にプラスして “男性用”のファンネームをつけるのではなく、全てのジェンダー、年齢にとらわれずに使える名前になるような漢字をくれた。これ以上の選択肢があっただろうか。
姫と名乗りにくかったファンの方、嶺亜くんの気遣いどうでしたか?
そして、今日から変更!というわけでもなく、メンバーは今までの姫も大切にしつつ 姫_痺愛という表記をしてくれたりもする。どこまでも配慮が行き届いている。なんて素晴らしい人たちなの…。
私は、そんなジェンダーレスな「痺愛」という言葉が一瞬で大好きになった。
改めて、痺愛にしてくれてありがとう。
②自然に多様性を認める矢花くん
8月1日のサマステレポでかなり衝撃的な文面が回ってきた。
「ぽんれあ結婚」
………?(混乱)
詳細を調べたところ、
今日楽屋でお昼寝をしていた克樹くん。
「キモいこと言っていい?おれ夢で嶺亜と結婚してた」ってれあたんに報告したらしい。(絶対バラされるんだから黙っときなよ…笑 バラされることわかって伝えたのか…??)そして案の定それをMCで盛大に暴露する中村嶺亜(好き)
ということらしい。
それに対して気持ち悪っ!って流れになったみたいなんだけど…(同性だからというより同じグループ内でってニュアンスかな)
矢花くんが「そういう感情はいいんだけど、3年間もひた隠しにしてたのが怖くなっちゃう」
と言ったとのこと。(複数レポより抜粋)
………好き!!!!!!!!!!!!
(克樹くんがどうとかは置いとくというか私が語ることではないのでれあたんに本気だったとしても本気じゃなかったとしても触れませんが、)レポの文字だけ読んだらふざけて同性愛をネタにしてるように見られても仕方ないような内容を、しっかりと面白い雰囲気を壊さないまま訂正してくれた矢花くん。(解説してごめん)
いつも頭の回転が速いからなのか、自然にそう思ってるから出る言葉なのかわからないけど、多分どっちもかな…とにかく矢花くんのこういうところが本当に人として大好き。
あまり気にしてない人もいるかも知れないけど、少なくとも矢花くんの一言で私は救われました。ありがとう。
③性別で人を見ないれいれい
同じく8月1日のレポより
きのこの山派?たけのこの里派?という会話(かわいい)の流れで、たけのこの里が多かった観客席。(下記複数レポより、ニュアンス)
大光「女性はたけのこ派が多いんだね!」
矢花くん「そういうのは良くないよ、決めつけ」
れあたん「ほんと良くない!色々シビアだからね」
………………好き!!!!!!!!!(2回目)
まず最近の大光ちゃんは“まだ恋に憧れている状態”らしく、「卒業結婚式」(妄想の話で年上の彼女と付き合ってて高校の卒業式の日に彼女の仕事場に行ってプロポーズする(なにそれかわいい))とか「好きな女の子の格好は白ワンピースに麦わら帽子にカゴ持っててサンドウィッチ入ってる時」とか言っているお年頃なので、「女性はたけのこ派」発言に関しては絶対に悪気はないと思う。ずっと純粋ボーイでいてほしい。
しかしすかさず矢花くんの訂正。泣ける。
本当にそうなんだよ…私だって観客席の痺愛だって女だからたけのこの里好きなわけじゃないし、きのこ派の女性もいるし、両方同じくらい好きな人もいるし。(ちなみにれあたんがきのこの山って言うからこの日から私もきのこ派。)
きのこたけのこに限らず、こういう性別による決めつけって本当にこの世の中に溢れてる。
そして指摘してくれた矢花くんのフォローにまわりつつも、ダメなことはダメって言ってくれる嶺亜くん。
何も言わなかったり後で楽屋で言うわけでもなく、その場ですぐに訂正してくれるお兄ちゃんたちがいてよかったね。
今までいろんなグループを応援してきたけど、ジャニーズって男社会な上に、事実として相手にしているお客さんの大半が女性だからなのか、「女性は〜」という主語で話すタレントが多かったように思う。これはかなり個人的な感覚だけど、応援してきたデビュー組の年上の方々が話す内容で、ん?って引っかかることが結構あった。
でも7 MEN 侍のメンバーに対しては今まで一回もない。琳寧が当たり前のように妹さんと洋服シェアしてたり、性格は漢!って感じのこんぴも、女性を下に見ることは絶対になくて、むしろ「彼女がうとうとしてたら部屋を暗くしてブランケットかけてあげる」という優しさの持ち主だから本当に信用できる。
令和で、そしてその先でもずっとみんなから愛されて大活躍するアイドルでいるために、7 MEN 侍のみんなにはいつまでもそういう時代に合わせた配慮ができる人たちでいてほしいし、きっとずっと、そういてくれることだろう。
心から、好きになってよかった。
本当に人として尊敬できて、誰のことも置いていかない7 MEN 侍を、痺れるほどに愛してる私は今日も痺愛。