「 輪郭 」

君の朧げな輪郭を思い出す

好きだったからこそ憎む事すら出来なかった

どんだけ年数を超えても君の輪郭だけは憶えている

君と居た時間は倖せだった

君が忘れられない

その切なげな横顔が僕を追い詰める

何処でどう間違ってこんな結果になったのだろう??

ただずっと君と二人で居られるような気がしてた

別れた事によって僕は壊れた

淋しさに囚われる

この囚われた世界で未だに僕の中で君の笑顔という輪郭がグルグル廻ってる

もしまた逢えたら僕達は恋に堕ちるのだろうか??

解らない

けど君と居た時間は本物で宝物

輪郭をなぞる指先が震える

ただ君の傍に居たかった

今は叶わぬ夢だけど...




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