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【終わりは始まり】邪淫の蛇 堕天調教編 ~河原~

 これまで出版してきた小説のラストシーンを紹介するコーナーです。


 第四回目は、匠芸社・シトラス文庫より発売された『邪淫の蛇ー女教師・白木麗奈の失踪事件 堕天調教編』(2023年10月13日発売)です。


作品紹介

蛇が、女学生を犯そうとしている──。

公立高校に勤務する白木麗奈は夏の休暇を利用して、かつての家庭教師・関陽子とともに、奥吉野にある秘湯を目指していた。
危険な吊橋を渡り、森の奥深くを進んでいくと、そこで不思議な光景を目の当たりにしてしまう。
一匹の白い蛇が、セーラー服姿の女学生を襲っていたのだ。
大事な部分を蛇にかき回されて、小便を漏らすほどイキ狂う女学生。
あまりにも非現実的な異種姦を前にして、逃げ出す二人。
だが、これは始まりに過ぎなかった。
品行方正な処女教師・白木麗奈。
ボーイッシュなレズビアン・関陽子。
蛇と性交をしていた女子高生・天沢瑠璃。
三人のヒロインたちを狙うのは、浮浪者のような老人、巨根の不良男子、浣腸好きの美少年、袴姿の若い男性教師……。
いったい、彼らは何者なのか。
そして、昭和初期にタイムスリップしたような古めかしくも美麗な学び舎で、毎晩、繰り広げられる堕天調教の数々。
強制中出し、拷問プレイ、温泉浣腸、女性器の火あぶり、二穴姦、蛇との性交……。
郷愁の官能作家・柚木怜が新たな境地に挑む、
異世界もののエロティック&バイオレンス&奇譚。
おぞましくも淫らで幻想的な官能ワールドがここに!!



 
「先生? ねえ、先生! 保健室に戻りましょ!」
 ふいに右手を掴まれた。天沢瑠璃が手を繋いで引っ張ってきた。
 白木麗奈は手を引かれるまま、その場から離れた。
 歩きながら、脳裏にちらついた光景を思い出していた。
 ひょうたん型の石の上で、無毛の秘割れを白い蛇に犯されているセーラー服の女学生──。
 もしかして、この子も。
 天沢瑠璃はずっと手を離さなかった。
 河原を急ぎ足で歩いて、木々のトンネルに入った。
 トンネルを抜けると、校庭が見えた。
 雑草が青々と茂っていた。
 その向こうには変わらず私たちの「学校」があった。



表紙デザイン 彼女、


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他、DMMブックス、Googleブックス、楽天ブックス、コミックシーモアなど40以上のオンライン書店で発売中!

試し読みはこちらから。

朗読動画もあります。YouTubeチャンネル「ちづ姉さんのアトリエ」より

著者プロフィール

柚木怜(ゆずき・れい)

京都出身、東京在住。1976年生まれ。
23歳の頃よりフリーライターとして、週刊誌を中心に記事を執筆。30歳の時、週刊大衆にて、初の官能小説『白衣の濡れ天使』を連載開始(のちに文庫化されて『惑わせ天使』と改題)。
おもに、昭和末期を舞台にしたノスタルジックで、年上女性の母性溢れる官能小説を手がける。
また、YouTubeチャンネル「ちづ姉さんのアトリエ」にて、作品を朗読配信中。

著書

『惑わせ天使』(双葉社)
『おまつり』(一篇「恋人つなぎ」 双葉社)
『ぬくもり』(一篇「リフレイン」 双葉社)
『初体験』(一篇「制服のシンデレラ」葉山れい名義 双葉社)
『明君のお母さんと僕』(匠芸社 電子書籍)
『お向かいさんは僕の先生』(匠芸社 電子書籍)
『キウイ基地ーポルノ女優と過ごした夏』(匠芸社 電子書籍)
『邪淫の蛇 女教師・白木麗奈の失踪事件 堕天調教編』(匠芸社 電子書籍)
『邪淫の蛇 夢幻快楽編』(匠芸社 電子書籍)
『姉枕』(匠芸社 電子書籍)
『郷愁ポルノ 僕らの五号機』(匠芸社 電子書籍)


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