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写真の世界で生きる人

ーー写真とは、一瞬を切り取って永遠に残すもの。僕は物語の世界で生きる人ですが、そういう意味では写真も物語も似たようなもので、いつまでも残り続けるものを創ることが目的です。


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「写真の世界で生きる人」というテーマで話していこうと思います。


📚写真撮影のワークショップ

今日、茨城県上水戸の「23RD STUDIO」という場所で開催された「CREATIVE CAMP」というイベントに参加してきました。ビデオグラファーとして活動しているゆうきくんと、フォトグラファーとして活動している大地くんによる共同開催のワークショップイベントで、今回は写真について学べる回でした。

ゆうきくんとは、僕が去年からお世話になっているシェアハウス「はちとご」で知り合ってからの縁。はちとごのリビングでお酒を飲んだり、別のシェアハウスのバーベキューに行ったあと流れで夜の海にいったり、はちとごのみんなで石窯サウナに行って今後一緒に進めていくコンテンツの話をしたりしてきました。彼は大のおじさん好きでして、自分の名刺におじさんのイラストを施すほど。

ゆうきくんの名刺

※海にいったときの話↑

※サウナに行ったときの話↑


大地くんとはこれで3度目くらいかな。もともとカメラマンとして活動している年下が那珂市にいるとは聞いていたんですが、初めて会ったのは去年の9月の終わりごろ。「イバフォルニア・ベース」で開催された「TALK ABOUT!!」というプレゼンイベントで知り合いました。今日再会してゆうきくんから「ふたりは会ったことあるよね?」と聞かれたときに、彼は「イバフォルニアで声が出ないプレゼンしていた作家」という認識をしていたことを話してくれました。

※大地くんと初めて会ったイベントの話↑


そんなふたりをメンターに、写真撮影が初めましての参加者がカメラの基礎知識を学び、実際に写真撮影をするワークショップを展開していく内容でした。

僕は写真に興味はありつつも、一眼カメラを持つこともないし、綺麗な写真を撮るためにはどうすればいいのか全く分からない人でした。そんな僕みたいな写真初心者にも分かりやすく説明をしてくれたし、ワークショップも楽しく参加することができました。どうすればいい写真が撮れるのか、ひたすら被写体にカメラを構える自分がいました。


📚写真の世界で生きる人

大地くんはもちろんのこと、ゆうきくんも写真をよく撮る人。今回のメンターのふたりはどちらも写真の世界で生きる人なんですよね。

写真とは、一瞬を切り取って永遠に残すもの。

僕は物語の世界で生きる人ですが、そういう意味では写真も物語も似たようなもので、いつまでも残り続けるものを創ることが目的です。

大地くんは「D-STUDIO」を設立して、成人式の前撮りやプロフィール写真の撮影などをサービスとして提供しているんですが、「ENBODY THE MEMORY―記憶を具現化―」をコンセプトにしていて、「その場を残す」のではなくて「その場にいる人の記憶とその情景を写す」ことに重きを置いているそうです。

もちろん写真家の数だけ理念や信念があって、それぞれがそれぞれのこだわりのなかで一瞬を永遠に残すことを追求しているんですよね。

そういう姿勢に感銘を受けた僕がいつか形にしたい物語があります。「いい匂いのするおじさん」の物語です。


📚おじさんのコンテンツ

さきほど、ゆうきくんの紹介のときにも触れましたが大子町の石窯サウナのなかで「おじさんの物語を書かない?」という怪しいお誘いを受けました。

ゆうきくんはおじさん好きが高じて、おじさんを題材にしたコンテンツを作り始めているんです。はちとごの元住人だったイラストレーター兼画家のさきさんとコラボして、「写真×イラスト」のコンテンツをつくりました。写真におじさんのイラストが描かれている、いたってシンプルなものなんですが、これがなかなか癖になる魅力を秘めているんです。

ゆうきくんは今後、「写真×イラスト」のおじさんコンテンツを中心にした活動も始めていくそうで、その一環として、「おじさんの物語」をつくりたいとのこと。そのときに白羽の矢が立ったのが僕でして、サウナのときに依頼されたというわけです。

依頼されてから少しずつ考えているんですが、今のところ「これが面白そう」と考えているのが、「写真の世界で生きるおじさんたちの物語」という設定。現実を切り取った写真におじさんのイラストが描かれている。そこに文脈(物語)をつくろうと思って考え付いたアイデアでした。

おじさんは、現実の世界ではなく写真の世界の住人で、カメラを構えたときに姿を見せる存在にしようかななんて。その物語が確立されれば、「写真×イラスト」のコンテンツ全体に文脈を与えることができるし、相乗効果でいろいろ派生していきそうと予感しています。

将来的には、絵本のような物語をつくって、絵の代わりに「写真×イラスト」を載せた1冊の本をつくれたらななんて考えています。まだまだ始まったばかりのプロジェクトではありますが、これからも逐一共有していきますので、温かくおじさんを見守ってください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

20240105  横山黎





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