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【教育】ガイドゲームが面白い。

――いくつかの質問に対して、4人それぞれがあれこれ考えるんです。いってしまえばそれだけなんですが、やる前と後とで世界の見方や自分との向き合い方に変化が生まれているんですよね。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「ガイドゲームが面白い。」というテーマで話していこうと思います。


🏨大子町へ小旅行

昨日、一昨日と茨城県の大子町に行っていました。僕は普段水戸住まい。同じ県のなかにあることに違いないんですが、車で二時間近くかかるので小旅行の気分でした。一泊二日だったしね。

大子旅はいろんな出逢いと気付きがありました。どうして突然大子に行くことになったのか、そのあたりのことを含めて旅の詳細はまた明日書くとして、今回は別の話題です。

一昨日の夜、丘の上のゲストハウス「Daigo house」に泊まったんですが、自分の部屋のなかで僕は「ガイドゲーム」をしていました。初めて経験したんですが、これがなかなか良い時間だったので、ここに残しておきます。



🏨ガイドゲームが面白い

僕も今回初めて知ったガイドゲーム。まずは、その説明からしようと思います。とはいえ、べつだん難しいことは何もありません。質問の書かれたカードを引いて、それに答えるという内容のもの。4人くらいで集まって同じ質問に対してあれこれ対話していくんです。

簡単な質問から難しい質問まで様々。いくつかの質問に対して、4人それぞれがあれこれ考えるんです。いってしまえばそれだけなんですが、やる前と後とで世界の見方や自分との向き合い方に変化が生まれているんですよね。これがガイドゲームの面白いところなんです。


今回僕がガイドゲームに参加することになったのは、以前僕がパーソナリティを務めているラジオに出演してくださったひらしぃさんという高校教員の方からお誘いを受けたからでした。

ひらしぃさんはこれまでに50回以上ガイドゲームを繰り返しているそうなんです。先月だったかな、久々に連絡がありまして、ガイドゲームに参加しませんか?と参加を促されたのです。ガイドゲームとは初めましてだったけれど、教育的な要素を感じることができたし、何よりラジオでお世話になったので、二つ返事で参加する旨を伝えました。

そこに大子旅のスケジュールがぶつかり、旅先の宿でパソコンを開いて、オンラインでガイドゲームをするという謎の時間が生まれたのです。ただ、繰り返しになりますが、本当に有意義な時間だったので、こうして筆を走らせているのです。


🏨案内と対話

ひらしぃさんがファシリテーターを務め、僕ともう二方と、4人で行っていたんです。ファシリテーターを除く参加者ひとりずつにひとつ質問が割り当てられるので、全部で3つの質問について思いを巡らせました。

とはいえ全員がその質問に対して一言は必ず話すので、3つの質問についてみんなで考えて対話しているといって差し支えありません。他の参加者の言葉を受けて、「自分はこう思う」や「確かに」を言葉にしていき、対話の時間が流れていきました。

僕はよく他人から相談される人だったし、対話好きな人がまわりにいる環境で育ってきたこともあって、ある程度、自分の視点や価値観が定まっている方だと分析しています。

それもあって、参加者のなかで僕が最年少だったんだけれども、僕の発言や視点に対して評価の声をいただく瞬間が少なくなかったんです。それはひとえに、これまでたくさんの悩みを聴いてきたからで、答えのない問いについて思案を繰り返してきたからなんだと思います。

かくいう僕だって、一昨日のガイドゲームのなかで「ああ、確かに」と発見をすることはできました。発見というより、再認識と言った方がいいかもしれないですね。

僕は人よりも思いを預ける、頼ることが苦手な人なんですよね。それを他の人から指摘されたときに、「やっぱりそうかあ」となりました。

人からの案内を受けることによって世の理がみえたり、自分らしさに気付けたりするんですよね。そういう機会って子どもの頃からあった方が絶対にいいし、大人になってからも定期的に存在した方が良い。

そんなことを思ったので、僕も余力あれば、ガイドゲームを開催する側になってその機会を増やしていこうかなとにやにやしています。そのときはまた記事にしますね。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20241212 横山黎



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