【祝10冊】小説『Message』手売りの様子。
――認知もなくプロでもない僕の作品をネットの大海から見つけ出してくれるなんてことに期待していませんので、僕の周辺にいる人たちに手売りしていこうと考えたわけです。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「小説『Message』手売りの様子Vol.1」というテーマで話していこうと思います。
◆手売りで10冊売れた
僕は今、先日出版した『Message』という小説を毎日手売りしています。
どんな話かっていうと、ダイイングメッセージの話です。成人の日の夜に、歩道橋の階段から転落死した一人の青年がいました。彼の手元には、「110」という血文字が遺されていたのです。青年の母親、父親、幼馴染、それぞれの視点から紡がれるヒューマンミステリーです。
Amazonのペーパーバックのサービスを使って無料で出版することができたんですが、認知もなくプロでもない僕の作品をネットの大海から見つけ出してくれるなんてことに期待していませんので、僕の周辺にいる人たちに手売りしていこうと考えたわけです。
そんなこんなで先週くらいから毎日誰かしらに手売りを続けてきたわけですが、早いもので売り上げ冊数が10冊に到達したので、一度ここで共有しておきます。
以下に続く写真が手売りの様子です。
◆手売りの様子
◆手売りについての考察
手売りを始める前は、少なからずドキドキしていた自分がいました。本当に売れるのだろうか、ちゃんと受け取ってくれるのだろうか、記録用の写真を撮らせてくれるだろうか。不安が募っていたのです。
しかし、実際やってみると、それは杞憂に終わり、みんな買ってくれたし、写真も撮らせてもらいました。やっぱり顔はちょっと……っていう人もいましたが手元だけ映す、本で顔を隠すなどしてもらって、いくらでも対処の仕様はあるなと思いました。
これから改善していくべきなのは、その場で瞬発的にビブリオできるかどうかですね。つまり、小説『Message』の内容と魅力を端的に伝えることができるかどうか。
一応、これまでビブリオバトルに携わってきた身ではありますが、「自分の作品」そして「買ってもらう」となるとまた別の感情も湧いてきます。淀みなく、不自然ではなく、その場で買ってもらえるようなプレゼンができたなら、いつか手売り先の相手が友達まわりから超えても、きっと上手くいくのかなと信じています。
何はともあれ、出来る限り毎日手売りを続けていって、いろんなものを吸収していこうと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
20220711 横山黎