【紹介記事】新作『桃太郎』の表紙を描いてくれた宇路野朧さん!
――それもこれも、発端である宇路野さんのコメントなくしては実現し得なかったアイデアであり、クライマックスシーンであったのです!
【228】20220213
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家を目指す大学生が思ったこと、考えたことを物語っていきます。是非、最後まで読んでいってください。
今回は「宇路野朧さんを紹介したい!」というテーマで話していこうと思います。
☆お礼の紹介記事2人目
僕は新しい『桃太郎』をnoteで共同制作しようという企画を進めていました。鬼を退治するよりも、鬼と共に生きる物語の方が今の時代に合っているよねと思ったので、自分なりに答えを出してみました。
共同制作はどんな感じで行っていたかっていうと、僕の記事のコメント欄でやりとりをしていました。僕が疑問や悩みを共有して、それに反応していただいて、糸口を見つけるって感じです。
共同制作だからこそ辿り着けた景色がありました。興味を持たれた方は是非、下のマガジンを覗いてみてください。
さて、新作『桃太郎』の制作に携わってくださった全ての方に感謝をしているんですが、大きく貢献してくださった方が何人かいらっしゃいます。その方々には、どうにかしてお礼の気持ちを示したいなあと思ったので、「全力で紹介する記事を書く」ことにしました。
今回は第二弾。
宇路野朧さんです!
☆『桃太郎』の表紙を描いてくれた!
宇路野さんは新作『桃太郎』の共同制作企画に意欲的に参加してくださった方の一人です!
まず、新作『桃太郎』の表紙は、宇路野さんが描かれたものです。「桃太郎やキコ(鬼の娘)や動物たちみんなが笑っている表紙にしたい!」という僕のわがままを共有したところ、宇路野さんが手を挙げてくれたのです。出来上がった作品は以下の通り。
とっても穏やかで、童話的な表紙になったかなって思います!
それだけではありません。
宇路野さんは毎度のごとくコメントをくださりました。
僕が疑問を投げれば、毎度のごとく解決策や意見をくれて、創作大賞のしめきりが近くなってきた企画終盤、応援のメッセージをたくさんいただきました。
なんて優しい方なんですか……。
泣きます。もう、好きです(笑)
とにかく応援してくれる仲間がいるって事実が、打ちひしがれそうな心の支えになって、おかげさまで企画完遂を達成できたのかなって思います。
☆あのクライマックスはこうして生まれた
さらにさらに!
新作『桃太郎』のクライマックスに夜明けのシーンがあります。桃太郎が人間と鬼の共生をうたって、対立する両者をなだめる場面です。僕はかねてから、このシーンに深みを与えるにはどうすればいいのか悩んでいました。
桃太郎が説得して、はい!解決!というのは少し説教臭い。じゃあ、どうすれば……?
みたいな感じ。
解決の糸口になったのは、実は宇路野さんのコメントでした。『桃太郎』のあらかたの構想を初めて共有したとき、宇路野さんから提案されたことがあります。
とのこと。
僕はワンピースを読んだことが無いので、読んだことのある妹に訊きました。完全に理解したわけではありませんが、僕と同じように知らない方向けにざっくり説明すると、、、
ってことらしいです。
とりあえず、雨が降って、戦争が終わったんです!
#超ザツ
それはともかく、僕は考えたわけです。圧倒的な何かを共有すれば、一緒に体験したら、和解できるんだ! そこに理屈を持ってくるのは逆にナンセンスだ! と。
ワンピースでは、それが「雨」だったわけですね。
もう少し詳しく説明しておくと、アラバスタは砂漠にあるらしいんですね。つまり、「雨」は特別なものだったんですよ。幾人の心の中から戦意を焼失させるほど、圧倒的な意味をもたらすものだったんですよ。
そして、「人間」同士が争っているんだから、一発で解決するという奇跡みたいなことが起こせるのは「自然」しかないという解釈もできるなあと思って、「圧倒的な自然」をクライマックスに持ってきたわけです。
結論、桃太郎の説得のシーンで「夜明け」を描くことを決めました。
美しい朝日に、心動かされることにしよう!と思ったわけです。
それもこれも、発端である宇路野さんのコメントなくしては実現し得なかったアイデアであり、クライマックスシーンであったのです!
いやあ、これが共同制作の面白さですよね。どんな意見も無駄じゃなくって、全部に意味があったんだなと再認識しました。
最後に、宇路野さんの記事を紹介します。
ある家庭での、ありきたりなワンシーンを切り取った作品です。noteの作品らしく、短くて読みやすいのがまず魅力的ですが、何といっても最後の一行! もう一度読み返したくなって、そうするとまた違った気持ちになれるのではないでしょうか。
是非、チェックしてみてください!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
横山黎でした。
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