![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93650357/rectangle_large_type_2_8641f9d49d353b7ec46a270190b37f80.jpeg?width=1200)
正解が変わり続ける時代を生き抜く方法
――僕らがどれだけスキルを磨いたって、ロボットの精確さと迅速さには勝てるわけがありません。正解が変わり続けるこれからの時代に必要なのは、目の前の状況をどう打開するか判断しする力です。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「正解が変わり続ける時代を生き抜く方法」というテーマで話していこうと思います。
📚バイトという小さな世界の中で
仰々しいタイトルではありますが、ただの大学生が説得力を持って語れるスケールなんて高が知れていますので、あらかじめご容赦くださいね。一般的な大学生が知る社会なんて、バイト先くらいなものです。
創作が趣味で夢の僕は、毎日noteの記事を書いたり、自分の本を出版したり、それを手売りしたり、ちょっと珍しい大学生生活を送っていますが、それでも知れる世界には限界があります。
僕の知り得る世界は広げても、バイト先までしか及ばないのです。
今日はそんなバイト先での出来事について話していこうと思います。僕がnoteの記事を書いているのは、時間が経って忘れても思い出せるようにしておきたいという日記目的と、日々の経験を整理したりや学んだことを身に付けたりしたいというアウトプット目的の2つがあります。
バイトでの経験を忘れたくないし、未熟な僕が成長するために省察しておきたいので、ここに残しておきますね。
昨日のことです。
僕はバイト先で小さくないミスをしてしまったんです。
📚披露宴の責任を負う仕事
僕は結婚式場で働いています。普段創作に関する記事を書いているのでイメージとはかけ離れているかもしれませんが、ゴリゴリのサービス業に携わっているんです。
仕事内容は様々。ゲストの迎賓、披露宴における料理や飲み物のサービス、館内の清掃などです。人によっては社員のような働きをします。新郎新婦さんの先導をする仕事、結婚式の進行の責任を負う仕事、披露宴の進行の責任を負う仕事などです。
僕は1年ちょっと勤めているんですが、最近は今いったなかの最後の仕事「披露宴の進行の責任を負う仕事」を担当しています。通称「バンケCAP」と呼ばれる役職で、披露宴会場(バンケット)のあれやこれやの責任を負うのです。
サービススタッフに対して指示したり、キッチンさんと連携して料理の提供の時間を調整したり、プランナーさんと相談してイレギュラーに対応したりするんです。
基本的な流れはあるんですが、披露宴ごとに仕事内容は変わってくるんです。ゲストが急に来れなくなるなど当日に勃発するイレギュラーの対応をしなきゃいけないし、披露宴の進行の裏で起こるイレギュラーの対応もしなければいけません。
その度に判断を迫られて、ゲストに満足してもらえるような選択を円滑に、慎重に、素早く判断しなければいけないのです。
一応、まだ修行している感じなので、基本的に社員さんがそばについてくれているんですが、時と場合によっては僕1人で判断しなければいけないときがあります。
昨日もそういう機会があって、僕はそこで間違った判断をしてしまったんです。
新郎新婦さんやゲストに関わる個人的なことだし、こういう場で詳らかに書くことはできないのでその内容については割愛しますが、最悪の事態になっていたら、決して小さくないお金が飛んでしまうおそれがありました。会社の損失やゲストの満足度の低下につながるかもしれなかったんです。
周りの人は僕だけのせいじゃないって言っているけど、そんなことはなくて、原因は僕にあります。僕の不注意と、判断ミスによるエラーでした。
さすがに落ち込んだし、なんでこういうことになってしまうんだろうと自分を責めるし、本当に自分にバンケキャプテンが務まるのかという疑問を胸に突きつけました。それでも、僕は今はまだ答えを出すタイミングじゃないし、今の仕事を手放したくないという結論に至ったんですよね。
バンケキャプテンという役職が、これからの自分に必要なスキルを与えてくれると考えたからです。
📚正解が変わる時代の中で
僕はもともとバーカンの役職に就くことが多いスタッフでした。簡単にいえば、飲み物を迅速につくる仕事です。特別ミスが起きることはないし、楽しくないわけではなかったので、現状に満足していた時期もあったんですが、だんだんとこれでいいんだっけ?という気持ちが強くなってきたんです。
飲み物を迅速につくる仕事って、いってしまえば単純労働で、いつかロボットに奪われる仕事です。僕らがどれだけスキルを磨いたって、ロボットの精確さと迅速さには勝てるわけがありません。
正解が変わり続けるこれからの時代に必要なのは、目の前の状況をどう打開するか判断しする力です。昨日とは違う正解を選ばないといけないときが来るかもしれないし、選んだ道を正解にしていかなければいけないときが来るかもしれない。
とにかくそのときに必要なのは、自分の頭で判断して、舵を切る力です。そういった決断力や行動力を養うために、僕はバンケキャプテンを引き受けることにしたし、今もなお続けていこうと考えているんです。
実際にやってみたら、生半可な気持ちではやりこなせない仕事で、うまくいかない日ばかりですが、それでも僕は続けます。きっと長い目でみたら、自分のプラスになっているし、あのときやめないで良かったと思える日が、いつか来る。
幸い、僕のこれまで築き上げてきた信頼のおかげか、周りの人はみんな優しくしてくれるので、早いこと仕事に慣れて、貢献できるように頑張りたいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20221219 横山黎