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夢を叶えにいく前日に思うこと。
人生は物語。
どうも横山黎です。
大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。
今回は「夢を叶えにいく前日に思うこと」というテーマで話していこうと思います。
20歳の年から、僕はその1年にテーマを設けることにしました。
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20歳のテーマは「二十歳」。成人式も控え、20歳だからこそできることをしようと決めました。20歳の誕生日には家族に手紙を贈り、成人の日の前夜には歌をつくって家族みんなの前で弾き語り、翌日とっても魅力的な成人の日を過ごし、1年をかけて初書籍『Message』をつくりました。
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21歳は「Message」。20歳のうちに出版できた小説『Message』をテーマに活動の幅を広げていこうと決めました。とりあえず本を手売りして認知を広め、ビブリオバトルで自ら紹介して全国大会まで行き、作品の世界観を表現した展示会「Message展」を開き、作品のもつエピソードを物語りにいく「BOOK TALK LIVE "Message"」を催しました。
ひとつのテーマを設けることで、その年の言動の落とし所がすぐに分かるし、そのテーマのためには何をやればいいのか見えてくる。何気なしに始めたテーマ設定ですが、今のところ成功しているといえます。
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22歳のテーマは「Biblio」。ラテン語で「本」を意味する単語で、5分間で本を紹介する「ビブリオバトル」の由来にもなっています。大きなひとつの目標は、高校時代から追いかけてきたビブリオバトル全国制覇の夢を叶えにいくこと。気持ちからつくりにいくために、読書会に参加したり、自分でも本のイベントを開催したりしてきました。
10月から始まった全国大学ビブリオバトル。大学大会も、地区大会も、誰よりも準備して、誰よりも情熱を滾らせて挑み、無事に優勝することができました。
7年越しの夢を叶えるまで、あと一歩。
残すは、全国大会での準決勝と決勝だけです。
全国大会の日は12月17日(日)。そう、明日です。ついに夢を叶えにいく日が明日に迫っているのです。
夢を叶えにいく日の前日である今日、僕がどんな気持ちでいるかというと、特別変わりはなく、いつも通りです。昨日までと変わらず、朝起きてから夜寝るまで、隙間時間を見つけてはビブリオバトルの練習をして、最後の最後までブラッシュアップを重ねていきます。
そして、今日もこうしてnoteを書いています。
今までさんざん本やビブリオバトルをテーマに記事を書いてきたのも、今年はテーマが「Biblio(本)」だからだし、ビブリオバトルで夢を叶えるために気持ちをつくるためです。
後悔がひとつもないわけではないけれど、できることはやったし、やってきたことを誇りに思う。あとは今できることを物語るだけです。
昨日、僕のビブリオバトルの恩師の鹿目先生から連絡が来ました。余命3ヶ月を宣告された方で、現在抗癌剤治療を受けていらっしゃいます。励ましのメッセージをいただきました。
自信を持って発表して、また、その体験を活かしてさらなる成長を目指してください。
鹿目先生が元気なうちに、ビブリオバトル優勝の報告をしたいな。自分らしく、7年越しの夢を物語りにいきます。最後まで読んでくださりありがとうございました。
20231216 横山 黎