僕の作品が誰かの原動力になるという幸せ
――「この作品を読んで、こう思ったから、こうしていこうと思う」と言ってくれた方が、僕はさらなる幸せを覚えます。
【#204】20220120
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家を目指す大学生が思ったこと、考えたことを物語っていきます。是非、最後まで読んでいてください。
今回は「僕の作品が誰かの原動力になるという幸せ」というテーマで話していこうと思います。
☆僕の作品を読んで……
先日、高校の同級生とオンライン呑みしていたいんですよ。というのも、お相手はお酒飲めない人なので、ただただ僕がウイスキーロックをたしなむ時間でした(笑)
それはさておき、その同級生とは、小説『メッセージ』の共同制作メンバーでした。
初めましての方のためにちゃんと説明すると、僕は以前、僕の身の回りの友達を集めて『メッセージ』という作品を共同制作しました。LINEのノートで議題をふって、オンラインでミーティングして、わんやわんや楽しく作っていました。
結果は成功と呼んでいいでしょう。メンバーのおかげで納得のラストシーンをつくることができたし、メンバーのおかげで矛盾に気付けたし、何より作品を書ききることができました。
未読の方は是非チェックしていただきたいんですけど、実は、「納得のラストシーン」のアイデアをくれたのが、先日話した友達なんですね。
その人のおかげで、『メッセージ』が格段に良い仕上がりになったといっても過言ではありません。
今さらですが、そのお礼をしたくてコンタクトを取ったのです。
「本当にありがとう!」
そう伝えたらですね、相手はこんな風に返してくれました。
「あの作品のおかげで、私も親に何かしようと思って、プレゼントを渡せたから、こちらこそありがとう」
☆自分の作品が誰かの原動力になる
小説『メッセージ』は成人式を舞台にした話で、ざっくり言うと、20歳になった青年が親にプレゼントを贈る物語です。
今年成人式を迎えるので、僕は何かやりたいなあと思い、いろいろ考えていて、その結果、
「成人式を舞台にした小説をつくる」
「家族に手紙を書く」
「家族に歌を贈る」
こんなことをしました。
で、先日話した友達は、僕の作品の制作に携わって、刺激を受けて、「自分でも何かしよう」と思い立ってくれたんです。
つまり、僕のつくった作品が誰かの原動力になったわけです。
☆幸せ
僕のつくった作品を読んで、「面白かった!」「感動した!」と、その声を聞くだけでもすっごい嬉しいんですが、「この作品を読んで、こう思ったから、こうしていこうと思う」と言ってくれた方が、僕はさらなる幸せを覚えます。
「自分の作品が誰かの原動力になるとき」が、僕にとって至福の瞬間なのです。
それがどんなに小さな出来事だとしても、自分の作品が誰かの人生に影響を与えることができたなら、作品をつくってよかったなって思えるし、極論、生まれてきたよかったなって思えるんです。
誰かの人生に爪痕を残せるような作品をつくることが、僕の生涯の目標といえるかもしれません。
また、誰かの原動力になれるような作品を仕上げたいなと思います。
そろそろ新作『桃太郎』の第二稿が完成しそうです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
横山黎でした。