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中華料理屋で音楽イベント!?
――酔いが回ってきた頃、最後の曲として「川の流れのように」を演奏する。そりゃベストアクトになるわけです(笑)
人生は物語。どうも横山黎です。
作家、木の家ゲストハウス水戸マネージャー、イベンターとして活動しています。
今回は「中華料理屋で音楽イベント!?」というテーマで話していきます。
🏨中華料理屋で音楽イベント!?
僕は今、木の家ゲストハウスのマネージャーとして仕事をしています。水戸にある8棟の宿泊施設の管理や、本部の運営などを担当しています。
木の家ゲストハウス水戸本館から歩いて5分くらいのところに、「木蘭酒家」という中華料理屋さんがあります。昨夜、そこで「木蘭Music」という音楽イベントの第2弾がありました。
「中華料理屋」×「音楽イベント」の掛け算に興味が湧きまして、昨夜は仕事を夕方で切り上げて、木蘭酒家に向かいました。
興味が沸いた理由としては、大きく分けて2つあって、1つは「知り合いが登壇するから」、もう1つは「近いうちにゲストハウスで音楽イベントをやりたいから」です。
結論からいうと、賑やかで楽しい時間を過ごせたし、学びと気付きもあった最高の夜でした。ということで、今回はそんな夜を振り返って、思ったこと、考えたことを語っていこうと思います。
▼「木蘭酒家」の1周年パーティーのこと
🏨活動的な後輩の弾き語り
登壇した知り合いというのは、僕の母校の大学の後輩のみうちゃん。といっても、知り合ったのは僕が大学を卒業してからのこと。僕は去年までラジオパーソナリティーとして活動していたんですが、そのラジオに出演してくれたんです。それがみうちゃんとの初対面でした。
「Dream Dream Dream」という地方局のラジオで、学生や社会人をゲストに迎えて夢について語ったもらうというものです。このとき、みうちゃんは「近くに自習室をつくりたい」という夢を語っていました。学生が勉強したり、地域の人が交流したりする場所をつくりたいと熱弁していたんです。
ちなみに、その夢はもうすぐ叶います。
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みうちゃんが運営する「自由室みちの」は3月17日にプレオープンすることになりました。DIYの様子を収めた動画やロゴが決定した報告の投稿など、Instagramでチェックしていました。
そういえば、ちょっと前に、回収にかかる費用をクラファンで集めていたんです。僕も開始早々応援の気持ちがあったので、支援させていただきました。無事に先日、達成したそうです。
それはつまり、それだけこの挑戦に応援シロがあるということで、自由室みちのという場所に可能性を見出している人がいるということです。
▼僕がみうちゃんのクラファンについて語った記事
話を元に戻しますね。
そんなみうちゃんはギターを弾く人でもあります。そういえばまだDIY前の「みちの」で、ギターのイベントを開いていました。それくらいに、彼女にとって自分を形作る要素のひとつなのでしょう。
みうちゃんの声はとても聴き心地が良くて、YUIの「CHE.R.RY」やあいみょんの「裸の心」が最高でした。自分に合った曲を選んで歌っているなあと思って、それはつまり自分のキーや声の性質をちゃんと知っているからなんだと。
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🏨ゲストハウスで音楽イベントをやる為に
さて、みうちゃんのパフォーマンスは良かったし、盛り上がったのは間違いないんですが、昨夜の個人的なベストアクトは、もうひとりの登壇者の森木さんが最後に演奏された「川の流れのように」でした。
サビを口ずさむ人がいて、ゆっくりとしたワイパーをする人がいて……その光景に僕は心を動かされたんですよね。ベストアクトだと思ったのには理由があって、ざっと以下の通りです。
①最後の曲だから。
②みんな酔いが回ってきたから。
③みんな知っている曲だから。
普通のアーティストのライブでも、アンコール最後の曲って盛り上がるじゃないですか。みんなで歌ったり、踊ったり跳ねたりするじゃないですか。「最後の曲」の効力をないがしろにしてはいけませんね(笑)
それに加えて、今回はお酒と食事がありました。音楽イベントとはいえ、飲み放題プランもあるくらい、ちゃんと宴会だったんです。僕もいつものようにハイボールをばかすか飲んでいたし、場の雰囲気も良かったので、最後の曲の頃には酔いが回り始めていたんですよね。
お酒を言い訳にして、はっちゃけちゃおうという流れは珍しくなくて、酔いが回ったから歌ったり、ワイパーしたりする人が増えたのではないかと振り返っています。
最後に、これがいちばん重要だったりするんですが、「川の流れのように」の選曲が勝ちだなと思いました。昨夜の参加者はご年配の方も多くいらっしゃっていたので、「川の流れのように」はみんな大好きな曲で、みんな歌える曲なんですよね。
酔いが回ってきた頃、最後の曲として「川の流れのように」を演奏する。そりゃベストアクトになるわけです(笑)
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さて、僕は6月くらいに木の家ゲストハウスで音楽イベントを開催しようと考えています。みんなで歌って、みんなで演奏する、参加型の音楽イベントです。演者とお客さんの境目をなくして、ひとつの音楽表現を実現できたらなあと妄想しています。
今回の木蘭のイベントが結構イメージと近くて、お酒やごはんがあり、歓談しつつ、最後にはみんなで合唱する内容にしたいんですよね。
演奏曲は「Guesthouse」、僕がつくった曲です。
ゲストハウスのお客さんにも、スタッフにも心当たりのある歌詞、メロディーに仕上がりました。これをアコースティック編成で演奏して、お客さんと声を重ね合わせて、ひとつの「音」に仕上げることができたなら。
他にも曲をやるのかどうか未定ですが、「Guesthouse」を最後の曲にすればいいから①はクリア。当日お酒を用意すればいいから②もクリア。
問題は③ですね。今から「川の流れのように」相当に認知と人気を集めることは不可能ですが、何もしなければ何も生まれないのは確かなので、しつこいくらいにこれから発信していこうと思います。
イベントの詳細を含め、もう少し練ってから改めて共有することにしますね。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20250301 横山黎
▼この曲をみんなで歌うイベントを開きたい。