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人生に勝る物語はない
――フィクションを読んで感動することもあるけれど、僕はその人の人生、その集団の物語を知って感動することの方が多いんですよね。というより、後者の感動の方が大きいんです。時に涙が出るんです。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「人生に勝る物語はない」というテーマで話していこうと思います。
📚Mr.Childrenの物語が映画に⁉
先日、こんな映画の予告編を見ました。
そうです。国民的アーティスト、Mr.Childrenの物語が映画になるのです。
僕はミスチルの熱烈なファンではありませんが、彼らの打ち鳴らす音楽が好きです。歌詞はトップクラスに好きで、日本人だからこそ感じ得る情緒があるし、それでいて言葉遊びが巧みだなと思うのです。
「口笛」「GIFT」「himawari」「皮膚呼吸」「Everything(it’s you)」が好みですね。
そんな彼らは今年、30周年を迎えたことを記念したツアーを開催しました。30年。重たい数字です。人間だったら、0歳の子どもが30歳になっているのです。当たり前のことをいっていますが、感慨深いものがありますよね。
その30年の物語が、今度映画になります。公式サイトのイントロダクションを引用しますね。
INTRODUCTION
あなたの人生の中で、
Mr.Childrenはどんな音を鳴らしていますか?
Mr.Childrenと彼らを愛するファンとが繋がる映画を作れないか。
ステージ演出映像やライブ映像制作でMr.Childrenと長きに渡り仕事をしてきた、今回の監督を務める稲垣哲朗。
彼自身の、Mr.Childrenと共に歩んできた記憶と想いと感謝を込め、Mr.Children 「GIFT for you」は制作された。
今年開催された東京ドーム・ヤンマースタジアム長居の各公演や、彼らを支える関係者、
そして応募総数数千件のエピソードを元に取材したファンへのインタビュー映像など、
Mr.Childrenの30年と、彼らを愛する人たちの奇跡の物語となっている。
10年先も 20年先も 君と生きれたらいいな
デビュー30周年の記念日となる5月10日の東京ドーム公演ラスト、ステージ上で示された「Simple」の一節。
「これは誰の言葉だろうね」メッセージを見てふとつぶやいた桜井。
その場にいたひとりひとり、その場にはこられなかった人たちも含め、30年にわたってMr.Childrenと共に生きてきた「誰か」。
様々な「誰か」を想像し、音楽を通じ多くのファンとその人生に関わってきた、Mr.Childrenとファンが織りなす絆がそこには満ちていた。
こういう映画が公開されると知って、やっぱり人生に勝る物語はないなって思ったんですよね。
📚中田敦彦の独演会
再び、動画の紹介をします。オリエンタルラジオの中田敦彦さんのYouTubeチャンネルで、先日、自身の生誕40周年を記念して開催された独演会の様子が公開されました。
時間を見て「え?」と思われたかもしれませんが、もっと「え?」なのはこれが前半であるということ。前後編合わせてトータル4時間半の独演会が開かれたのです。さらにさらに「え?」なのは、テーマは1つ「中田敦彦の人生」です。
いってしまえば4時間半の自己紹介です。
しかし、観客を飽きさせることない面白い語り口なので、ずっと楽しめるはずです。そもそも語るエピソード自体が面白いものですから。
受験生時代、お笑いに没頭した時代、NSC時代、テレビで売れっ子時代、チャラ男ブーム、PERFECTHUMAN、YouTube大学……。様々なメディアを渡り、数々のヒットを当ててきた中田敦彦の血と涙の物語が展開されるのです。
常に成功しているような認識を持ちますが、そんなことはなくって、陰には失敗をしても終わりにしない弛まぬ努力があったんですよね。
一流の成功者を支えているものは、やっぱり努力なんだと気付かされます。それと同時に、こんなにも面白い人生があるんだなと気付かされました。
📚人生に勝る物語はない
ミスチルの映画にしろ、あっちゃんの独演会にしろ、語られるのはその人(集団)の生きてきた軌跡じゃないですか。フィクションじゃないんですよね。
もちろん脚色や語り手の都合の良いような語り口であることを踏まえると完全な事実とはいえませんが、彼らの人生がそのままコンテンツになっているんですよね。
フィクションを読んで感動することもあるけれど、僕はその人の人生、その集団の物語を知って感動することの方が多いんですよね。というより、後者の感動の方が大きいんです。時に涙が出るんです。
こんなに面白い物語があるんだ。
なんて美しいんだ。
そう思うんです。
そして、その度に、「人生に勝る物語はない」と認識を確かにして、自分もそう思われるような人生を綴っていきたいという考えに至るんですよね。
幸い、今までにも他人から「面白いね」と僕の人生を表してくれる機会はありましたので、その素地はあるはずです。あとは、今から何を選び、どう動き、誰と関わり、どんな人生を物語っていくのか。そこに尽きます。
遠い未来、ロッキングチェアーに沈みながら、誰かに物語っている自分がいる気がします。そのときに語る自分の人生が、その誰かに心を動かすくらいに面白いものであってほしい。その「誰か」が、その後の未来を背負う子どもたちで、彼らの人生や考え方に少しでも変化を与えたい。何かを残したい。そんな風に思うんですよね。
そんな遠い話はさておき、とりあえず、面白いと思うものに手を伸ばして、自分の信じる道を進んでいきます。人生に勝る物語はない、その意識を忘れないように。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
20221218 横山黎
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同じバイトの子☺️