LIVEで「生きている」と実感する。
――ライブは、鼓動を確かめられる場所だと思うんです。自分が今、確かに生きていると実感できる場所。
人生は物語。
どうも横山黎です。
今回は「LIVEで『生きている』と実感する」というテーマで話していこうと思います。
📚ツーマンライブに行ってきた
昨日のことです。
flumpoolとコブクロのツーマンライブに行ってきました。flumpoolは今年でデビュー15周年を迎えます。その記念に、彼らが昔から尊敬しているコブクロと一緒にライブをしたいと思い至り、胎バンライブが実現したのです。
あんまり大々的にいっていないけれど、僕はコブクロのファンなので参加することにしました。flumpoolの音楽をLIVEで聴くという新しい体験もできるので、楽しみにしていたんです。
友達と深夜バスに乗って大阪に行って、日中は大阪観光をして、日が暮れる頃、ライブが行われる大阪城ホールへと向かいました。コブクロファンとflumpoolのファンが入り乱れ、非日常的な空間がそこにはありました。
ライブはあっという間でした。最高の3時間半でした。
まずはゲストであるコブクロの出番。代表曲「桜」からスタートし、「Million Films」「未来」といったコブクロらしい温かい旋律の楽曲をはじめ、最新曲「エンベロープ」や2025年に大阪で開催される万博のテーマソング「この地球の続きを」などを披露してくれました。
2組とも同じ大阪のストリート出身ということもあり、コブクロのライブの後には合同でセッションがありました。当時flumpoolがカバーしていたコブクロの楽曲を演奏したのです。
その跡、flumpoolのライブの幕開けです。爽やかなアップナンバー「touch」から始まり、卒業ソングとして名高い「証」、デビュー曲の「花になれ」など披露してくださいました。
個人的に好きだったのは「HELP」という曲で、flumpoolが活動休止していた頃の経験がベースになっている歌詞、キャッチ―なサビのメロディが印象的でした。さらに、この曲、コブクロとコラボして歌唱されたこともあり、歌声の厚みがはんぱなかったです。
アンコールの最後の曲では、flumpool×コブクロで新曲がつくられました。「羽音色」という重厚なロックナンバーで、ストリートミュージシャンがテーマになっています。羽は空を飛ぶためのものじゃなくて、重ね合わせれば音を響かせることができる。夢を追う歌い人と鈴虫の取り合わせが印象的でした。
満足度は高く、新鮮な気持ちで楽しむことができました。それと同時に、「やっぱりライブっていいな。生っていいな」と思ったんです。
📚LIVEで生きていると実感する
サブスクが主流の時代になれど、やっぱりライブの価値は確かにあります。家で音楽を聴くことができる今だけど、魅せられたアーティストと会ってみたいと思うし、生で聴きたいと思うわけですよね。
ライブは、鼓動を確かめられる場所だと思うんです。自分が今、確かに生きていると実感できる場所。
ライブでしか体験し得ない圧倒的な音、圧倒的な演出を吸収して、胸の高鳴りに合わせて飛び跳ねたり、手を振ったりする。マスク着用の上での声出しが可能になりましたから、自分の声を確かめることもできます。合法的に叫ぶことが許される場所で、抱えていた悲しみの全てを吐き出すように心置きなく叫ぶ。
昨日のライブで僕も、「生きている」と実感することができました。オフラインの強み、ライブの魅力を改めて思い知らされることになったのです。
そして思いました。
やっぱり僕もライブやりたい。
📚「生きている」を実感しにいく
僕は「BOOK TALK LIVE “Message”」というライブイベントを開催する予定です。僕の通う茨城大学(4月25日)と、地元東京北区の北とぴあ(6月30日)で。僕の初書籍『Message』にまつわるエピソードを1時間熱弁するというもの。
ネタバレするつもりはなくてまだ読まれていない方も楽しめるような内容にしますので、是非ご参加ください。僕には伝えたいことが20年分あります。伝えにいくから受け取ってほしいな。
僕はこれまでにライブのステージに立ったことがあります。小学校の頃から人前に立つことが好きでした。授業内の発表をはじめ、役者として演劇の舞台に立ったり、プレイヤーとして軽音楽の舞台に立ったりしていました。
ライブに出る度に、特有の緊張感に包まれますが、それでもやってよかったと終わりには満足できる。つまり、お客さんだけじゃなくて、プレイヤー側も「生きている」と実感できるんですよね。
自分の手で、「生きている」を実感しにいきたい。どんなライブをやるか考えたときに行き着いたのが、ビブリオバトルでした。
僕のやってきたライブの中で個人的に一番手応えを感じたものだったからです。5分間で自分のおすすめの本を紹介するというもの。高校2年のとき、そして大学3年のときに全国大会に出場することができました。
ビブリオバトルは5分だけれど、「BOOK TALK LIVE “Message”」では1時間かけて紹介していきます。僕の初書籍『Message』を、全力で。
最期まで読んで下さりありがとうございました。