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レイのレイによるみんなのための地震対策②


どうも。レイです。
少し時間が空いてしまったが、今後必ず発生するであろう「南海トラフ巨大地震」および「首都直下地震」について、続きの話をしていきたい。
前回の内容では、被害が想定される地域や、具体的な被害内容を記した。
是非まずはそちらから読んでいただきたい。
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大地震は必ず来る…今からシミュレーションを!|Rei (note.com)
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命を守るための行動リスト

・7秒が生死を分ける

誰もが緊急地震速報に驚かされた経験を持つことだろう。
しかし、あの音を聞くと恐怖心が芽生えると同時に、行動心理が働くため良いシステムだとレイは思う。

あのシステムの仕組みとして、詳しいことはレイは頭が良くないので割愛するし、少し間違ったことを言っているかもしれないが、P波だかS波といった学生の頃勉強したことを実際に利用し、そこから揺れが来るまでの時間を割り出して緊急地震速報を流すらしい。

海が震源となる地震については、緊急地震速報から数十秒といった時間が経った後に揺れを感じることになるが、内陸直下地震のような、震源が真下みたいな状況だと、急に縦揺れがドカーンと生じ、あっという間に大きい横揺れに見舞われるらしい。
つまり、緊急地震速報がほぼ意味を成さない場合を想定しておかなければいけない。

そうなった時に大事なのは、前回でも話したが、建物の倒壊による被害が甚大になる可能性が高いため、揺れを感じたら7秒以内に行動する必要があるのだ。
特に、木造建築に住む人や、築年数の長い古い建物に居る人は、とにかく建物の下敷きにならないように瞬時に移動することが生き残る術である。
ただし、最も良いのは耐震補強をするか、耐震性のある家に引っ越すなど、事前に対策を練ることが理想であることは間違いない。

・家に居るとき

では、ある程度耐震性のある場所にいる人は何を想定しなければいけないか。
それは転倒物から頭を守ること。

これは誰もが避難訓練で必ずやってきたことだから大丈夫だろう。
万が一、身を守る場所がないのであれば、座布団や何かしらの物を使って頭を保護してほしい。
また、揺れが収まった時に避難できるよう窓や扉を開けること。
ガスの元栓を閉めて、電気のブレーカーを落とすことも忘れないでほしい。

・火災は初めの数分が重要

地震が発生した時に恐ろしいのは建物の倒壊に加えて、火災が考えられる。
自分の家は大丈夫でも、隣の家が木造建築で、そこで火事になると延焼の危険性があることを忘れないでほしい。

火災への対応が生死を分けると言っても過言ではない。
万が一延焼してきた時は、最初の2~3分の対応で大きく変わるらしい。

では何をすればよいのか。
目の前で出火したら、「炎が天井に到達するまで」が自分で消化できる限界だということを念頭に入れつつ、家庭用消火器をいち早く利用すること。
万が一消火器がない場合は、濡らしたバスタオルを火元に被せ水をかけると良い。

また、「火事だ!!」と大きく叫ぶことで隣人の協力を得ることも躊躇してはいけない。

しかし、たちまち火事が広がるようだったら、いち早くその場から逃げてほしい。
その時はできる限り部屋の扉を閉めることを忘れずに。延焼を少しでも食い止める方が被害を小さくできるからだ。

・家族との連絡のデメリット

大地震に見舞われた時は、家族や大切な人の生存確認をしたくなるのが当然であろう。
レイ自身、東日本大震災の時は旅行に行っていて、家族のことがとてつもなく心配であった。

しかし、連絡を取ることにも気を付けることがあることを知った。
実際の事例として、東日本大震災の津波が来る・・・といった時に、父親が家にいる小学生の息子に対して、メールで「何かあったら逃げろよ。俺もそっちに向かってるから」と送信したらしい。
すると、その息子は「そっちに向かってる」という言葉を信じて、家で待ち続け、津波の被害を受けてしまったというのだ。

なんと悲しいことなのだろう。
緊急時にここまで頭を回すのは難しいと思うが、このようなこともあるということを知っておくだけでも違うだろう。

とにかく大事なのは、日頃から何か起きた際はここに逃げるんだぞ、ということを家族で話し合っておくことだ。
特に自分だけでは判断できない小さな子をお持ちの方は、是非心掛けてほしい。

・エレベーターは使用するな

当たり前かもしれないが紹介する。
絶対に階段で避難してほしい。万が一エレベーターに乗っている時に地震が起きたら、最寄りの階ですぐに降りること。

・路上にいるとき

石垣やブロック塀から離れること。
建物倒壊の可能性もあるし、ガラスの破片が飛び散ってくる危険性もある。
カバンや上着などで頭を隠すようにしてほしい。

また、切れた電線や電柱にも近づかないようにしてほしい。

・車の運転中

教習所や免許更新時によく聞くことなので、おさらい程度で良いだろう。

揺れを感じたらスピードを緩め、ハザードを転倒させて、停車しエンジンを切ること。
揺れが収まったら近くの駐車場や広い場所まで移動できたらする。
そして車を放置して避難する必要があれば、キーはつけたままで、ドアにロックはかけないこと。

・海岸沿いの方はとにかく高い所へ

これも当然かもしれないが、本当に大事なこと。
東日本大震災の時に逃げ遅れた人は、危機感の不足が主な原因だと言われている。
とにかく揺れが起きたら最悪を想定して動いてほしい。
とにかく上へ!高い所へ!

そして、津波は第1波よりも第2波の方が強い傾向があるとのこと。
これも頭に入れて行動してほしい。

・余震や降雨にも要注意

大地震の時は、一回の大きな揺れで終わることは少ない。
中程度の余震が続くことが多いし、長期間になれば雨も降るだろう。
そうなったら二次被害も想定しておかなければならない。

斜面に住んでいる方は土砂災害も注意してほしい。
大きな揺れが収まったからと言って油断は絶対にしないでくれ。

また長くなってしまった。
今日はここまでにしたい。

みんなの命を守るきっかけになれればと思う。
備えあれば患いなし!

レイ


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