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どうする?訪問看護師のキャリア支援

訪問看護ステーションの経営者・管理者の皆様お疲れ様です。職員のキャリア支援、、、どうしようかお悩みではないでしょうか。

  • 研修を受けさせたら良いのか

  • とりあえずOJTで

  • 自分も支援なんてされたこと無いし…

などなど、様々な想いがあると思います。皆様が色々な取り組みをされているかと思いますが、これだ!と思われるプランを作れている所は少ないのではないでしょうか。

多くの職業がそうであるように、訪問看護師がキャリアアップし、その可能性を最大限に引き出すためには、効果的な管理者のサポートと指導が必要です。今回は、管理職が訪問看護師のキャリアを伸ばすための3つのポイントについてご紹介します。

学習と能力開発を奨励・促進する

当然に聞こえるかもですが、まず学習や能力開発を奨励する風土が重要です。自分はしていると思っても、「こんな忙しい時に…」といった空気や会社の制度として支援が全くない場合は、継続的な学習と開発を奨励しているとは言い難いです。全社的に支援している風土を作るため、学習や能力開発の機会として継続教育コース、セミナー、会議、オンライントレーニングモジュールなど、さまざまな形を提供することがオススメです。

チームメンバーの継続的な学習と開発をサポートすることで、管理者自身もスキルと知識を高めるだけでなく、メンバーの成長と進歩へのコミットメントを示すことができます。結果として、学習と開発の機会を提供することは、メンバーや管理者仕事の満足度とモチベーションが高まり、定着率の向上と業績の向上につながります。

他職種との連携やチームワークの感覚・経験を積ませる

訪問看護師の学習や成長と聞くと専門的スキルに目が行きがちですが、実はチームワークの経験・スキル向上も重要です。訪問看護は利用者のご自宅を訪問して医療的なケアやサポートを行うといった自立した仕事をすることが多いですが、医師、他の看護師、管理スタッフなど、より大きな医療チームの一員として働いているためです。

管理者は、連携とチームワークの感覚や経験を積ませることで、チームメンバーのキャリアアップを支援することができます

連携やチームワークの文化を育むために、職員が他の医療従事者と定期的に関係を持つ業務を任せることが重要です。他の医療従事者と連携するプロジェクトを任せることで、新たな視点や知見が共有され、キャリアアップに繋がります。また、共通の経験を通じて職員が仕事を通したつながりを感じ、仕事への満足度やパフォーマンスの向上にも寄与していきます。

メンターシップとコーチングを提供する

メンターシップとコーチングは、訪問看護師を含むあらゆる専門職の成長と発達に不可欠です。管理者は、チームメンバーのスキル、知識、能力の開発に焦点を当てたメンターシップとコーチングを提供することで、チームメンバーのキャリアアップを支援することができます。

メンターシップとコーチングは、1対1のミーティング、シャドーイングの機会、フィードバックセッションなど、さまざまな形で行うことができます。これらのセッションで、管理者はチームメンバーの仕事について指導、サポート、フィードバックを行い、改善すべき点を特定し、チームメンバーが目標を設定し、それを達成するための行動計画を立てるのを手助けすることができます。

まとめ

訪問看護師は、在宅の利用者に必要な医療を提供する職員として重要な役割を担っています。管理者は継続的な学習と開発を奨励し、他職種との連携やチームワークの文化を育み、指導とコーチングを提供することによって、職員のキャリアアップと潜在能力の最大化を支援することができます。

職員の専門的な成長と開発に投資することで、質の高いケアやモチベーションの高い組織を作り出すことにつながっていきますので、ステーション側はぜひ投資を前向きに検討してみてください。

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