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他職種との連携が少ない…訪問看護ステーションでのコラボレーション

訪問看護ステーションでは看護師、理学療法士、作業療法士が所属しケアを提供しています。提供するケアが幅広いこそ、多職種の連携が必要になりますが、、、連携部分でお困りの管理者・経営者の方も多いのではないでしょうか。
訪問看護ステーションのようなプレッシャーのかかる環境で働く場合、連携が困難な場合も多いです。今回は、訪問看護ステーションで効果的なメンバー連携を行うための3つのポイントについてご紹介します。

役割と責任を明確にする

訪問看護ステーションにおける連携の最初のポイントは、チームメンバーそれぞれの役割と責任を明確にすることです。チームで仕事をする上で、明確なコミュニケーションは非常に重要であり、全員の役割と責任を明確に理解することで、誤解や混乱を避けることができます。
連携が上手くいかない要因として、そもそもどの部分を連携すれば良いのか?が伝わっていない事も多いです。そのためは、各メンバーの責任と期待事項をまとめた明確な職務記述書を作成することが効果的です。
さらに、各メンバーが自分の役割を効果的に果たすために必要なスキルやトレーニングを受けていることも重要です。そのためには、定期的に期待値を明確に伝える、能力開発の機会を設けスタッフに職種の意識を根付かせるなどが有効になります。

オープンなコミュニケーションの促進

訪問看護ステーションで効果的なコラボレーションを行うには、オープンなコミュニケーションが欠かせません。チームメンバーは、情報、アイデア、懸念事項をオープンに、そして正直に共有できる必要があります。そのためには、チーム内にオープンなコミュニケーションの文化を醸成することが必要です(最近ですと、心理的安全性がよく聞くワードですね)
https://www.recruit-ms.co.jp/glossary/dtl/0000000230/
そのためには、定期的にチームミーティングを開催し、利用者や営業状況、発生したトラブルについて話し合うことがオススメです。さらに、メールや電話、直接会って話すなど、チームメンバー同士が定期的にコミュニケーションをとる場所を意図的に設けることも重要です。なにもしない場合に機会が生まれる事は少ないので、管理者層が積極的に機会を作っていきましょう。

他職種とのコラボレーション後押し

訪問看護ステーションにおけるコラボレーションの3つ目のポイントは、連携することを後押しする空気づくりです。意外に忘れがちですが、場所だけ提供して終わり、になるステーションが多いのも事実です。やはり連携を会社として称賛されなければ、どんな機会があっても実行までは行きません。他職種と連携が発生する業務を任せてみる、雑談の時間を設けるなど、メンバー間の信頼と尊敬、相互理解が発生するように会社が積極的に取り組んでいきましょう。チームとして成功や成果を祝うことも重要で、仲間意識と目的を共有することにつながります。

まとめ

訪問看護ステーションで成功するためには、効果的なコラボレーションが不可欠です。明確な役割と責任を確立し、オープンなコミュニケーションを育み、チームワークとコラボレーションを奨励することで、チームメンバーは効果的に協力し、利用者に最高のケアを提供することができます。

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