春の風に撫でられた頬 消えてしまったみんなは今何をしているのかな もう顔も名前も思い出せないくらい会えていない人 ずっと一緒にバカなことしてた仲間 鳥のさえずりに聞く過去を塗り潰した未来 二度と戻れない悲しみ、懐かしみ 俺もそうなれていたらいいななんて夢を見ながら 慣れた手付きで580円の空気を吸う カッコつけて噎せてたあの頃を思い出しながら綴られるはずだった未来の自分に嘘をついて目を閉じる 出来なかったなんて簡単な言葉で蓋をし、 不安定な踏台を安定してるように信じ込ませた
キライ 世界を恨む 表面上だけの繋がり 凍結する世界 自己表現すら許されない 止まることを知らない過去 進み方を忘れてしまった今 影も形も見えない未来 来ない連絡にも痛い追伸 消したい感情と消えたくない自分 本心なんて簡単な言葉で表せない 表したくなんてない 何度やり直しても繰り返す 明日はいい日になる? 非難され疾患を懸念されるだけ 前途多難なんて擦られすぎたコンテンツ 誰が殺した?誰が犯した? 意義を手放すセンテンス 関係ない 興味無
音と煙だけが全てを隠してくれる 止まることを知らない管制制御 完全に欠如した社会性 目を見ることも無くブルーライトに犯される網膜 盲目 何も見たくない 欠落 自動化され呟く 僕は生まれ気づく所詮人の真似事だと 何をしても聞こえる 感受性故消えるシンパシー 閉じていても刺さる目線 開きたくても開けないし、開き直る勇気もない
穴の開いた傘 降り続く雨 受け止め方を忘れてしまった 冷えていく体、濡れていく服 あの顔が忘れられない もう二度と見ることができない 大嫌いで大好きな あなたの顔
sock puppet いいねを稼ぐ 魂に重なる 優越感に駆られる 焦燥する妄想 順当な応報 消える事ないタトゥー インターネットに残り続ける 巧妙な加工 ハイアンドシークする自己肯定感 音だけが僕を現実から隠してくれる
集団デモ 暴徒のgoat 団塊世代にゃどうしようも出来ない段階 暗く淀んだ裏の裏の表 結局は病み散らかして、雨なんてやまないのなんで? 迷いに迷った脳内は壮大 どうだい?こんな世界観もいいんじゃないんかい? 夜に煌めく街の灯り、結局はただの不幸の塊 前に向かって進むだけ? 前もって言ってくれなきゃわかんないだって 他人からの信頼なんて霞んだ輪郭を取り繕うだけの足枷 キツめに効かす、緋雨だけのリリック 共感性羞恥の境界線の囚人 心の支えが無くなったよう
mind in ghost outside society 右に左にスワイプする毎日 世間じゃ好かれないらしい そんなの知ってたつもり 自分の不甲斐なさを思い知る 幻滅されるのには慣れてる 幻影を夢見一夜贋慈しみを謳歌し惰眠に身をゆだねる 結局はただの自己満足の感性 慢性的過小評価の人生 心に空いた穴を埋めるように右に左に揺れる 回り回って帰ってくる感受性故の攻撃的なビタミン剤 ぞんざいな警鐘と離れ離れになれないこの現状 数 秒間の快楽に溺れ名前す