就活 会社の説明会が終わるとわたしの靴がなくなっていた。 そこには自分のものではない靴がひとつ、残されていた。 グループディスカッションの時に同じ班だった男の子がひとり残ってて わたしと同じコピーライター志望と話していた。 わたしは初めて、 同じものに憧れてる人に出会って 嬉しくて話したくて声をかけたかったけど、 靴がないから駆けれなかった。
曲を教えてくれた人がいなくなった時 私はこの曲を聴いていていいのか、分からなくなる この曲を聴いてどこに向かっていけばいいのか、分からなくなる。
琥珀糖のいろ、思い出しては 冬の無色と混ざらなくて 泣いてる
ほんとうの気持ちを隠して 息をするたび1つ1つ 嘘を束ねる あなたの愛は 一輪にも満たなかったけれど 少しの本音、絡んだその花が 何よりも好きでした
心のなかの言葉を重ねています あなたの心に留まるような言葉があれば幸いです。 雨が強く鳴って昨日を掻き消す 取り乱すような君の言葉を 慰めるように書き綴る 肌に溶けた甘い匂いを、微かに残した朝がきて 朝も昼も夜も、違うのだから、 せめて今だけ同じがいい いつも二言目でボロがでるから 何も言わなくていいよ 惹かれた指に、言葉を紡ぎそこなう
関係性の名前が変わっても私たち何も変わらないって信じてる。
私の傷あとから浮かんだ赤を 君の透き通った指が掬った 君が眉をひそめて舐めた時 私は初めて生きている心地がした。