ごめんなさい私は悪い子です
先日、Twitterで見かけた「罪悪感」のお話。
そこからふと昔の自分が蘇った。
長女の私はとても良い子で「いた」こと。
良い子ね、と褒められる度に重石が遺り、私は沈む。
「悪い子じゃ駄目なの?」
良い子では無い。
ごめんなさい。
けれど笑うのは、やっぱり長女の私が「いた」からだと、私は思っている。
周りから思われた「良い子」の私。
でも「悪い子じゃ駄目なの?」と泣く私。
褒められる度に罪悪感の重石が積もって、笑顔が壊せなくなる。
本当は、我儘でごめんなさい。泣き虫でごめんなさい。良い子じゃなくてごめんなさい。
今でも思う。
私は全然褒められるようなものは、ない。
でも褒められるのだとすれば、我儘な私も受け入れられた私だろうか。
泣き虫で、すぐ表情に出ることを許せる私だろうか。
私は、私でしかなく、重石が取れた体は浮き上がって大きく息を吐く。
「本当は悪い子じゃなかったね」
そう、私は、私に言ってあげたいのだ。
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