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起業26年。パソコンソフト販売会社のおやじが、今、思うこと

起業26年。パソコン販売会社のおやじが、今、思うこと

この3月で、私の会社は起業26年目を迎えることができました。思えば、バブル崩壊後の厳しい時代に、勢いだけで始めたパソコンとパソコンソフトの販売会社。右も左もわからぬまま、がむしゃらに走り続け、気づけば四半世紀以上が過ぎていました。
(のちに私は役員を退任して次の会社を設立しました)。

起業した資本金1000万の株式会社。当時の登記謄本の写し。平成11年は西暦1999年。

パソコン黎明期からインターネット黎明期、そしてスマホ時代へ

起業当初は、まだパソコンが一般家庭に普及し始めたばかりの頃。DOS/V、Windows95全盛、Macは少数派でした。インターネット黎明期…。技術の進歩は目まぐるしく、常に新しい情報にアンテナを張り、変化に対応していく必要がありました。

インターネットが普及し始めた頃は、ホームページ作成やインターネット接続設定の依頼が殺到し、徹夜続きの日々もありました。その後、ブロードバンド回線が普及し、動画コンテンツが一般的になると、パソコンのスペックもどんどん上がり、常に最新の技術を追いかける必要がありました。

そして、スマホの登場。パソコンの需要は減少し、私たちのビジネスモデルも大きく転換を迫られました。スマホアプリの開発や、クラウドサービスの導入支援など、新しい分野に挑戦することで、なんとか時代の波に乗り越えることができました。

経営者として、一番大切なこと

26年間、経営者として走り続けて、一番強く感じていることは、「変化に対応することの大切さ」です。時代は常に変化し、昨日までの常識が今日には通用しなくなることもあります。

変化を恐れず、常に新しいことに挑戦し続ける。それが、企業が生き残るための唯一の道だと、私は信じています。

そして、もう一つ。それは「人との繋がり」です。お客様、社員、取引先…。様々な人との出会いと繋がりが、私の会社を支えてくれました。

特に、社員のみんなには、本当に感謝しています。どんなに苦しい時も、一緒に乗り越えてくれた仲間たちがいたからこそ、ささやかですが成功を収めました。。

これからの時代に思うこと

AI、IoT、メタバース…。これからの時代は、さらに変化のスピードが加速していくでしょう。そんな時代を生き抜くためには、常に学び続け、変化に対応していく必要があります。

そして、人間だからこそできること、人間らしさを大切にすることも忘れてはいけません。AIにはない創造性や感性、コミュニケーション能力…。それらは、これからの時代を生き抜くための強力な武器になるはずです。

26年間、本当に色々なことがありました。楽しいこと、嬉しいこと、苦しいこと、悲しいこと…。全てが私の財産です。

これからも、変化を恐れず、常に新しいことに挑戦し続け、社員のみんなと共に、お客様に喜んでいただけるような会社を目指して、走り続けたいと思います。



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