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我が家のクローゼットは、ほぼ共有スペース

うちの奥さん(仮名:モデル体型のミサちゃん)は、コンパニオン。身長168cmで手足が長い。一方、僕(仮名:凡人代表のタロウ)は、ミサちゃんよりほんの少し背が高いだけの、ごく普通の体型。

出会った頃は、まさか服を兼用できる日が来るなんて、夢にも思わなかった。だって、ミサちゃんはモデル体型、僕は凡人代表。住む世界が違うと思っていたんだから。

でも、付き合いが長くなるにつれて、気づいてしまった。

「あれ?ミサちゃんの服、僕も着れるんじゃね?」

最初は、ちょっとした遊び心だった。「ミサちゃんの服、ちょっと借りてみようかな~」なんて、冗談半分で言ってみた。

すると、ミサちゃんは意外にもノリノリ。

「いいよ~、タロウが着たらどうなるか見てみたい!」なんて、笑顔でOKしてくれた。

そして、僕はミサちゃんの服を試着してみた。

…あれ?意外とイケる?ウエストもさほど変わらない。

ミサちゃんの服は、僕にもピッタリとは言わないまでも、着れないことはない。むしろ、ちょっと新鮮で面白い。

それ以来、我が家のクローゼットは、ほぼ共有スペースと化した。

ミサちゃんのワンピースを僕が着てみたり、僕のパーカーをミサちゃんが着てみたり。お互いの服を交換して、ファッションショー状態になることもしばしば。

特に、冬は兼用できるアイテムが多い。ミサちゃんのオーバーサイズのコートは、僕が着るとちょうどいい感じになるし、僕のニット帽は、ミサちゃんが被ると小顔効果抜群。

兼用できる服が増えるたびに、僕たちは「やったー!また一つ、兼用アイテムが増えた!」と、ハイタッチを交わす。

兼用できる服が多いと、お得なこともたくさんある。

  • 服のバリエーションが増える

  • クローゼットのスペースが節約できる

  • お互いのファッションセンスが磨かれる

  • 何より、楽しい!
    もちろん、兼用できない服もある。ミサちゃんのミニスカートは、僕にはちょっとハードルが高いし、僕のダボダボのズボンは、ミサちゃんには大きすぎる。
    でも、そんな時は、お互いの服をコーディネートして、新しい着こなしを試してみる。
    例えば、ミサちゃんのワンピースに、僕のジャケットを合わせてみたり、僕のTシャツに、ミサちゃんのスカートを合わせてみたり。
    兼用できる服も、できない服も、お互いの個性を尊重しながら、ファッションを楽しんでいる。
    我が家のクローゼットは、ただの服を収納する場所ではなく、私たち二人の個性が交差する、楽しい空間なのだ。

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