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宿命と運命 安岡正篤さんの言葉

 宿命・・・人間が浅はかで無力
 運命・・・人間が磨かれると

 自分の【命】めい、を創造できるようになる

 人の世話役を心掛ける
 報いを望むな 求むるな

 有名無力
 無名有力

 正岡 正篤さんの言葉

 この歳になり山あり谷ありの人生を謳歌した者には正岡さんの言葉が解りすぎるほど納得する。
 
 若いときにはニーチェのように掘り下げて掘り下げて考え、苦労しないでいいところを苦労を迎えにいくぐらい心の赴くままに行動した。

 そして病気になり、欲が消えていった時に、波乱万丈な人生が、ありがたく人生に感謝。

 若いときは求めて求めて喧嘩になり、相手の精にして自分を正当化して自分の負けを決して認めなかった。
 でもそれは自然の流れだと思う。若いエネルギーをどこに向けて発散できるのか、そこには自制という考えも兼ね備えなければならない。

年齢を重ねて歴史を振り返ってみたら人は一人では決して磨かれない。一番の相手は夫婦、私は人生の途中で夫婦関係を終わらせたが、一番きつく一番自分の成長の布石になる存在。俯瞰で見なさいと言えるがこれがなかなか難しい。

 娘夫婦も、息子夫婦も、今は人生勉強をしている真っ最中、まだ私の声は届かない。

この言葉は今の政治家の方々に言いたい。
 有名無力  無名有力
 こんな潔い生き方をしている人はいるのだろうか?世界中にたった一人でもいるのだろうか。
 もしかしたら一般庶民の中に居るかもしれない。今、この世では目立たないけれど天国では眩しいほど光輝いていると思います。

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