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初学で1日1〜2時間の勉強で宅建試験を一発合格した理学療法士の勉強方法

こんにちは、ぐーです。この記事は11月27日に書いています。昨日は2024年の宅建試験合格発表の日でしたね。今回は過去2番目に高い合格率と言われていますが、全然簡単ではなかった。これに尽きます。トリッキーな問題もあり、参考書や問題集を解いてたらOK!と言えなくなってきているような気がします...。
今回はフルタイム+残業ありの理学療法士が初学で宅建試験42/50で合格した勉強方法を教えます!


⭐️宅建士に興味がある
⭐️来年は受けようと思っている
⭐️すでに勉強中!という人はぜひ最後まで読んでください!


⒈はじめに、宅建士とは?


宅建について初めて知る人のために「こんな感じだよ」と説明します。

・役割:不動産取引で必要な「重要事項の説明」や「契約書の作成」などを行う国家資格。
•メリット:
•不動産業界での就職・転職に有利。
•資格手当や年収アップの可能性。
•契約・法律知識を他業界でも活用可能。

2. 試験の基本情報

•試験日:毎年10月中旬(2024年は10月20日予定)。
•受験資格:制限なし(誰でも受験可能)。
•形式:マークシート方式(全50問、120分)。
•合格基準:31~38点が目安(毎年変動)。←年々受験者のレベルがアップしているような気がします...
合格率:15~17%。←合格率はあまり変動がないですが、受験者のレベルアップに伴い勉強量が必要かも...

3. 出題範囲

•宅建業法(20問):最重要分野、合否を左右。←ここが重要!
•法令上の制限(8問):土地や建築の規制。←しっかり理解すること
•権利関係(14問):契約・法律(難易度高)。←合格にはここの攻略が必須
•税・その他(8問):不動産取引に関する税金など。←ここも落とさないように

4. 勉強期間と難易度

•学習時間の目安:3~6ヶ月(300時間程度)。←あくまで目安。私はもっと時間がかかりました。
•難易度:超難関ではないが、幅広い知識が求められる。

5. 宅建士の需要

・不動産業界での需要拡大、空き家問題や都市再開発で注目。
・副業やキャリアアップ目的で取得する人も増加中。



⒉私が使用した教材の紹介

さてここからは私が使用した教材、YouTube、アプリの紹介です!
•テキスト

↑初学者にぴったりな柔らかいタッチの図と文章。他の教科書より内容がスッと頭に入りました!


•過去問題集

↑教科書と併せて振り返りも充実していたし、勉強しやすかったです!

↑教科書に対応した問題集で復習に活用しやすかったです!

↑教科書を一通りこなしたらトライ!最初は全然正解しませんでした…解説も充実しているため、繰り返し解くことで理解を深められました!!


•YouTubeチャンネル
あこ課長←図解付きでわかりやすく説明してくれるので初学者にもおすすめ!最後の振り返りの問題と解説つきなので理解度を深めるのにもピッタリ!
https://www.youtube.com/channel/UCd5F1M_XJeh20xbeT9DXTkA


•スマホアプリ(webサイト)
宅建試験 過去問道場←通勤や教科書を持ち運べないスキマ時間に活用していました!
https://takken-siken.com/kakomon.php

•選んだ理由
フルタイムで働いていて、なかなか私みたいに自分の時間が取りにくい人に、短時間で理解できるようなものがいいと思い、私が今まで利用していたものを紹介しました。



⒊試験日までの勉強時間と勉強方法

• 全体の勉強期間:9ヶ月(2024/1/20〜10/20)
• 1日あたりの勉強時間
仕事の日は朝の1時間、夜の1時間(夜は疲れて寝ることも多かったです。)
休みの日は朝2時間程度

①1月〜2月:教科書をインプット
・初学なので全て初めましてです。なので、教科書がわかりやすいと言ってもはじめは頭の中が「???」ばっかりです笑。まずは、教科書を一通り読みました。

ここで大事なのはなんとなく読むのではなくて「なんとなく自分でストンと落ち着く所皆で理解する」ということです。

どういうことかというと、教科書には単元ごとに項目が振り分けられています。
私は「1日1項目読む!」と決めていて、それでいて「ここで8割は理解できるようにしよう」と決めて読みました。

工夫としまして、教科書にある図を使って、自分の家族や友人などを頭の中でイメージして理解しやすいようにすることです。そうすることで短時間で集中できるし、脳も忘れないでおこうモードになりやすいのでおすすめです!

仕事の日は朝に読むと理解が冴えるため、インプットしやすく、夜に朝見た内容をさい確認することで忘れにくいような工夫もしました!

あと、個人的になんですが、いきなり権利関係から始めると、法律や対立関係が複雑すぎて嫌になるかもしれません。。なので、1番はじめは宅建業法から手をつけた方が「宅建を勉強している!」という気になれて良いかもです。

②3〜4月:教科書2周目と併用して問題集の活用
・宅建の教科書では、単元で30項目くらいあるので、1日1項目目を通すことでちょうど1ヶ月です。ここで2周目に突入です!

2周目はまだまだ理解不足が続きます。ですが、1周目に「なんとなくこれは自分で理解できているな」と思う項目があるはずです。そこに時間はあまり割かず、理解しにくい項目を中心に復習します。復習方法としまして「白紙1ページ復習」をおすすめします。

これはA4のコピー用紙に自分でその項目についてどれだけおもいだしているかを書き込む方法です。書き方は覚えている内容を殴り書きでも構いません。2周目程度では全然紙は埋まらないと思いますが、続ける必要はあります。限界が来たら教科書を見て再度付け加えてください。そこから問題集を使います。

白紙1ページ→問題集の順に取り組むことで頭の中で項目を整理した状態で問題に挑めます。すると、頭の中に入れ込んだ知識を柔らかく使えることができるのでおすすめです。

これも私は毎朝1時間白紙1ページ→問題集ちょっと。夜その内容を覚えているか白紙1ページに書き出す。という方法をしていました。

この時期に権利関係の対立関係など、声に出しながら紙にまとめると、複雑な関係も頭の中で整理しやすいですよ!


③5〜6月
上記の勉強を続けて教科書3周目に突入していました。
3周目となると、自分の苦手分野と得意分野が分かれてきます。

そこで苦手分野はなんで苦手なのかを一度洗い出す必要があります。
私は権利関係が苦手で、権利の移動がチンプンカンプンでした。

そこで、理解を深めるために、「苦手項目に3日連続で費やす」ことをしました。
この期間はひたすら教科書→白紙1ページ→問題集を繰り返します。そのほか、人に説明することで理解を深められますから、よくちいかわの人形に話しかけていました笑(変人ではないです)

そうして復習のスピードが上がっていき、6月で3周終わらせました。

私は農地法が全然理解できなくて、白紙1ページ方法を使っても理解が乏しいままでした。そこであこ課長のYouTubeを繰り返し聞くことで理解を深めました。
まじあこ課長に感謝🙏

④7〜8月

この期間では、得意項目はある程度放っておいても大丈夫です。ここで過去問や宅建道場、あこ課長を利用して項目の復習を活用しつつ苦手分野を潰しにかかりました。

苦手分野はひたすら量をすることで解決します。この期間が一番苦しい時期でしたが、今思うと、この苦しい時期を乗り越えたからこそ、試験本番でいいパフォーマンスを発揮できたんだと思います。

特に、この時期は過去問をひたすら解いていました。宅建は過去問が充実しているため、1度といた問題も、その膨大な問題数から、2度目に巡り会う時には忘れているということ笑。

この夏の時期にどれだけ過去問をこなせるかが勝負だと思っています。これも朝の1時間でひたすら問題を解くことで、思考も整理しやすいと思います。

夜は問題を解くのに適していない時間ですので、今日間違った問題の解説などを読んで復習に努めましょう。

この時期で模試を受けてみると33/50と合格点には不安な部分が多かったので、間違った問題を次間違えないように徹底復習しました。

⑤9〜10月
この時期は最後の追い込みをかける時期ですね。

私の勉強時間はこの時期でも1〜2時間でした。
上記の勉強方法でずっとコツコツ積み上げてくることが重要です。

この時期はひたすら過去問を繰り返していました。ここの時期で模試を受けることをおすすめします。模試は本番より少し難しいので、この模試を合格点とれることで自信につながるでしょう。合格点が取れなかっても大丈夫!間違った問題をしっかりと復習することで次回につながります。私はこのときで40/50だったので、何とかラストスパートをかけれました。

ここの時期では統計の問題を勉強しました。統計は覚えることも少ないため、免除者じゃない限りは確実に1点を掴みに行くため、統計の勉強は重要です。


⑥10月〜試験日まで
この時期は教科書→問題集→過去問をひたすら回した時期ですね。
苦手分野を優先的に1週間で全項目1周。これを3周回して本番に臨む。という形でした。

試験日は参考書を見たい気持ちがあると思いますが、教室に入ったら試験の説明まで寝ることをおすすめします。

なぜなら、ギリギリまで詰め込もうとすると、詰め込んでいない曖昧なところが忘れる可能性が大であることです。

それをするなら、目を瞑って今までやってきたことやどの順番で問題を解くか、終わった後のご褒美を考える方が良いかもしれませんね。


全体を通して言えることは
毎日1分でもいいから勉強すること」です。

完全に1日勉強から離れると、脳が勉強から意識が逸れて復習までに時間を要します。そのため、遊びに行くことももちろんしましたが、夜帰って5分だけでも復習は欠かしませんでした。

私は頭が特段良い方ではなく、時間をかけないと理解できないタイプなので、学校の勉強にはついていけず、成績は中くらいでした。しかし、大人になり、勉強する時間を自分で決められるようになってから勉強はたのしいもの!と思えるようになりました。
また、理学療法士という常に勉強が必要な職業だからでしょうか、勉強週間は苦にならなかったですね。

継続は力なり」と言いますが、本当だと思います。



⒋フルタイムで働く人には宅建試験合格は難しい?


私はフルタイムと残業で理学療法士として病院で勤務しています。もちろん、業務の中に宅建の「た」の字も出てきません。それでも毎日1〜2時間の隙間時間や短期間集中して勉強すること、「絶対1回で合格するんだ!」という強い気持ちがあり合格しました


割愛した部分もたくさんあるので、この記事が好評なら続きも公開したいなと思っています。
ここまで長い文章でしたが、お付き合いありがとうございました。
宅建資格取得を目指している皆様の合格を願っております!
励みになるのでよかったらスキ、コメントお願いします!!🙇

これまで紹介した勉強はあくまで私に合った勉強法です。私はこのほかにもFP2級も取得しており、個人に合った勉強方法をサポートしていますので、よかったら「お仕事依頼ページ」からメッセージもらえると力になれると思います!


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