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絵本に泣かされた日
こんばんは。もう3連休も終わりに近づいていますね。ほんとにあっという間。風のように過ぎ去りました。
先日、といっても去年の話ですが、知り合いの方が持ってきた本に泣かされました。
もともと涙腺が弱い私は半分くらいで涙が溜まり、最後は涙が出てきてしまいました。
皆さん、この絵本を読んだことはありますか?
かなり人気な絵本作家さんだということは知っていました。
シンプルでゆるいタッチの絵とくすっと笑えるような内容の素敵な本を世に出しているなぁと思っていました。
人の気持ちに触れること
この本は主人公の男の子とおじいちゃんの話です。
おじいちゃんのことを想像して、色々な考えを巡らせる男の子の無邪気であどけない表情や考え方に笑顔になります。
と同時に、おじいちゃんの気持ちをわかりたいと思う男の子と、おじいちゃんという「会ったこともないけどどこにでもいる人」の「生き様」みたいなものを学ぶことが出来ます。
人の気持ちってわかりやすいようで、すごくわかりにくい。
けど考えようとすれば無限に考えられるし、思いをはせることは出来る。
「死」という思いテーマを明るく描いていて子どもたちでも楽しめつつ、大人も考えさせられる本です。ぜひ読んで頂きたいなぁと思います。
祖母と私の微妙な関係
私には認知症が進んだ祖母がいます。この話はもしかしたらどこかで記事にしたかもしれませんが、その時よりもだいぶ認知症が進んで弱ってきました。
要介護4の祖母は1人で生活を送ることは出来なくなりました。
今でも自宅で生活していますが、ヘルパーさんやデイサービスなどの介護サービスを受ける事で生活がなんとか成り立っています。
だから祖母の家にはだいたい毎日、もしくは3日に1回はいくようにしています。お菓子や食べ物をもっていきます。
いつもありがとね
認知症だし、ほんとにこちらも毎回困るほどわからないことばかり言う祖母ですが私が帰る時には「いつもありがとね」と毎回言います。
短期記憶もかなり落ちているだろうけど、私が頻繁に通うことは記憶に刷り込んでくれているみたいです。
わがままで生意気で疲れていると不機嫌になるから、夜疲れた状態の私は孫として可愛くないだろうと自分でも思います。直さなきゃと思いつつ不機嫌は治りません。お腹が空いているからかな(笑)
寝たきりになりつつある祖母にとって、外の空気と一緒にお菓子を持ってきて様子を伺ってくれる存在はきっと悪いだけじゃないはずです。
おばあちゃんごめん、と思いつつ今日もそっけない態度8割で行ってきました。ごめんね。
おばあちゃんの気持ちになると胸が痛くなることもあります。
だからさ、少しは優しくなるからね、元気でいてね。