心技体🔺
ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』🕺
東京建物 Brillia HALL✨
休憩を挟んで3時間10分の上演だったが、瞬きを忘れるほどあっという間だった🌪️
2000年の『リトル・ダンサー』をもとに作られたミュージカル作品🎵
世界中で大ヒットしただけではなく、英米トリプルキャストのビリー役全員が主演男優賞を同時受賞するという、ミュージカル界初の快挙だった🥳
日本では2017年初演からコロナ禍を経て、今回3度目の上演となる🙂
東京公演は、8月から続いている。
観劇が好きな人は、ビリー役4人全員の舞台を観るそうだ🤭
タイトルロールを演じるのは子供だ😳
バレエダンサーを目指す少年の物語だが、バレエだけではない🤯
歌、華麗なタップ、ジャズダンス、器械体操のように椅子の上で側面、バック転、縄跳び…とにかく最初から最後まで動きまくる🎪
海外のクリエイティブチームが来日してオリジナルと同じように作られるので、英語で進行する現場に対応する能力まで求められるそうだ。
心(精神)・技(技術)・体(身体)が、一流どころか化け物級だ🥹
1年以上にわたるレッスン形式のオーディションで、1375名の応募者の中から選ばれた4人だ⚡️
ビリーがバレエを通して自分らしさを手に入れて新たな人生を切り開いて成長していくように、ビリー役を目指して闘い続けてきた4人の少年達は、おそらくとんでもない成長を遂げただろう🌋
ここまで舞台と現実が交差して観客の心を揺さぶる作品は、なかなかないかもしれない💎
舞台は1980年代のイングランド北部の炭鉱町。炭鉱作業員達が労働問題・ストライキ・政治と闘う姿が背景にあり、非常に深みのある物語となっている。
炭鉱のあった九州の言葉で演じられているのも、よりリアリティを帯びている⤴️
家族関係や切ない心情も細かく描かれていて、涙を流す人もいた🥲
「男は男らしく、女は女らしく」
バレエを辞めさせようとする炭鉱作業員のお父さん👨
時代は変わり、炭鉱の仕事がなくなり閉山に追い込まれ、沢山の人が職を失う。
おちゃらけたビリーの親友・マイケルの役柄も、マイノリティーに光を当てている。
様々な背景は、現代に通じる課題を投げかけているようにも感じた🤔
ラストはスタンディングオベーション🥳
ビリーだけではなく、バレエ教室の子供達がとにかく可愛らしく、身体能力も非常に高い👏
子供達の血の滲むような努力と成長🔥、それを温かく見守る大人のキャストさん🧶
印象的な観劇は沢山あるが、ここまで役者さんの背景や成長を想像して胸が熱くなったのは初めてかもしれない…🫶