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小豆島で珍行動🪼

マルキン醤油を出た時点で15時半⚡️
次の目的地は、閉館時間17時。バス移動は絶対に無理だ🙅‍♀️
タクシーを呼んだ🚕
「二十四の瞳映画村までお願いします‼️」
「今から⁈16時過ぎには入館も断られちゃうからね💦ギリギリセーフだね」

タクシーにして正解😭
あのままバスを待っていたらとんでもないことになっていた。
3月-11月はオリーブ公園前から二十四の瞳映画村まで渡し舟が通っているが、冬場は運航中止❌
小さな舟なので風がちょっとでも強かったらアウト、とのこと🌪️

運転手さんが、まるでガイドさんのように街並みを説明してくださった🙏
おかげで、小豆島の全体像が見えた🙌
「この辺りはね、まさにポツンと一軒家。あったとしても企業や個人の別荘で、ほとんど人は住んでいないんだよ」
映画村に向かう途中、いかにも別荘という感じの家が点在していた🪵

「あれ!小さく見える白いのがオリーブ公園のギリシャ風車だよ」

最初に降りたオリーブ公園、あんなに遠いの⁉️🫒
「ここは観光スポットは沢山あるけれど、一つ一つが離れているからバス移動はかなりキツイよ。」
オリーブ公園前に着いたのが13時半過ぎだった、という話をしたら「いくらなんでも無理だよ」と笑われた🤥

運転手さんの説明を聞きながら、美しい車窓を眺めた🌊
ゆっくりとした時間と空間が流れている⏳
閉館時間(退勤時間)が16時や17時は、都内の感覚では信じられない😳
16時-17時、は栄養ドリンクで仕事のラストスパートをかける時間だ🔥
若い頃、21時や22時帰宅なんてざらにあった🥀

小豆島に限らず閑静な街を訪れると、「なぜあんなに魔物に追われるような日々を過ごしているだろう…」と、不思議な感覚になる🌀
その違和感こそが、違う土地に降りる最大の魅力かもしれない🏝️

「でもラッキーだよ。今日は風こそ強いけど晴れているからね。来月から大寒波だから、こんな穏やかな海は見られないよ」
えぇ⁈本当にラッキー✌️

映画村へ向かう道中、「二十四の瞳」の小説の舞台となった苗羽尋常小学校田浦分校(ここも17時まで)がある🌟
明治35年に建てられた2教室と教員住宅🏫
昭和46年に廃校となったが、岬の分教場として保存され、町内に残る唯一の初期小学校だ💎
(運転手さんと話していて写メはない)

映画村に到着したのが16時ちょっと前🐢
帰りの土庄港行きのバスは選択肢が二つしかない🎭

「16時」「17時45分」
…に対して閉館時間が17時⁉️
周りに時間を潰せそうな喫茶店は一軒もない。
閉館時間に全然合わせないんだ…💔

腹を括った😤
16時発のバスで一体何が見られるんだ。
待ち時間45分もある「17時45分」に乗る決意をして入場した。

映画「二十四の瞳」のロケセットを改装した、日本映画・文学のテーマパーク❤️‍🔥

多くの名場面がここで撮影された🎬
木造校舎、男先生の家、漁師の家…大正〜昭和初期の世界が広がる🌪️

1ミリも動かなかった🪨

レトロ映画館(5分だけ観た)📽️、昔の教科書や小豆島に関する本が置いてあるブックカフェ📚など…とにかく見どころ満載🎨

こういうセット、テンションが上がる💘

⬆️のパワースポットは、太宰府天満宮より御霊分けされた天満宮⛩️

「大石先生とじゃんけんぽん」✊

小学2年の時担任が産休に入ったため、小柄な女の先生が臨時で担任になった👩‍🏫
休み時間は全力で生徒達と遊び(フリとかではなく、絶対に手抜きはしない)、全力で授業をし、全力で叱る先生だった。

「臨時なのだから、決まった時間を無難にやり過ごす」という方法も取れたはずだ。
その先生のことはいまだに忘れない🧠
元気にしているかな…🫠
近所の子供達にみかんをあげる素敵なお婆ちゃんになっているのかな👵

苗羽尋常小学校田浦分校の撮影セット🏫

職員室☎︎

こんな美しい場所でデスクワークをしてみたい✨

教室✏️

誰もいないことを確認して小さな椅子に座った🤫
硬っ‼︎
「長時間電車に乗っているとお尻が痛くなる」と言っている自分が甘ちゃんに思える。

窓の外に広がる瀬戸内海…

こんな景色が広がっていたら、先生の話を聞かずにボーっとして怒られる自信あり😗

あまりの美しさに言葉がない…

優雅に景色を眺めているように思われそうだが、ずっと早足🏃‍♀️
島まで来ても駆け回っている私って…🫨

暖かそうに見えるが、風は非常に強く木造の窓やドアがガタガタ音を立てている😨
早歩きで見て回る→お土産さんやギャラリーコーナーに入り暖を取る、を交互に🙂🙃
春になるとまた違う雰囲気なんだろうな🌸

ここでようやく気がついた。

もう16時半なのに、乗船前に食べたおにぎりとマルキン醤油ソフトしか食べていない😵‍💫
ここで食べ損ねたら大変なことになる⚡️

花束を持ったイケメン紳士からプロポーズを受けたり、老紳士と写真撮影ができる壁画アート「恋のダンスパーティ」📷
このキネマ館では日本映画の映像や写真が観られる🎞️
…他に

カフェがある🥳
「給食セット」もこの雰囲気に合っているが、私が選んだのは「醤丼」❣️

醤油やもろみを使ったご当地B級グルメ🙌
豚をカリカリに揚げて、もろみに絡めたボリューミーな丼だ🍚
きゅうりが刺さっているのが斬新だ🥒

動物園や遊園地同様に味は期待していなかったが、提供に結構時間がかかり揚げたて熱々の本格丼だった🐷
手延べ素麺のお店に行けずガッカリしていたが、やるじゃないか‼︎B級グルメ👏
体力復活💪

「八日目の蝉」

井上真央さん、小池栄子さんがお若い🥹

ラストに入ったお土産さんの看板猫ちゃん🐱

暖かい毛布の上で気持ち良さそう💤

17時ピッタリに退館⌚️
観光地の映画村は他にも行ったことがあるが、ストーリー性や景色諸々含め、全てが完璧🙆‍♀️

さぁ、問題はここからだ⚡️
バスまで45分待ち⏳
覚悟の上だが、風が強いため想像を遥かに超えた寒さだ🥶
私以外に一組のカップルがいた👫
私と同じ考えで、45分待ちを決意してから入場したのだろうか…。

お‼️向かいのお土産屋さんがまだ開いている🧐
椅子が見えたので、もしかするとイートインできる⁉️
「ここ、何時までですか?」
「17時までです」

終わった👋
「この人暖を取りに来たんだろう」というのがバレバレできまりが悪かったので、日本酒コーナーを見るパフォーマンスをした。
もしかして、日本酒を飲めば少しは身体が暖まるかも💡
ワンカップor 1合瓶はないかな🫙…
ない😭
四合瓶や升付きのものばかり⤵️

店員さんにオススメされた…

これは寒さしのぎに飲むものではない❌
大切に宿で飲むものだ。
…300mlだが、一気に鞄が重くなった🪨

♦︎はちはち♦︎
日本棚田100選・里山100選に選ばれている中山地区の棚田🌾
その棚田で作付けされた「きぬひかり」を精米歩合88%で削り、小豆島のオリーブの実より採取した「さぬきオリーブ酵母No.23」を使用して醸した地酒🍶

「この辺で時間を潰せる場所はないですよね?」一縷の望みで聞いた。
「うーん…何もないですね」

「醤油樽(入り口にある映えスポット)の中に入れば、少しマシかもしれませんよ」
「分かりました、樽の中にいます…」
映えスポットではいつも一瞬の隙を狙って外観を撮るだけなのに、まさかここで一人で樽に入るとは🤯

人生何が起こるか?明日何があるか?なんてやっぱり誰にも分からない🤷‍♀️
しばらくジッと入っていたものの、もはや命の危険すら感じた⚠️
ちょっと樽の中での凍死は…身内が恥ずかしい思いをするだろう🌀
生命の危機を感じると、人は冷静になるのだろうか🙄

でもこうして無事にnoteを書けている🙌
どうやって乗り切ったのか❓

誰もいない御手洗いに入った。
ドアがあるので外よりはずっとマシだ🚪
外の御手洗いの割には、広くて綺麗だった。
それでも寒い💦風は防いでもストーブがあるわけではない。

最終手段を取るしかない‼️
スクワット🌋
なぜ私は小豆島の御手洗いで筋トレをしているのだろう…と虚しくなっている場合ではない🙅‍♀️
経験上、スクワットは一気に身体が温まる🔥(身の危険を感じた時にオススメ)
嘘みたいに身体がポカポカ🧶

バスが来る5分前に、外でバスを待っていたカップルの女性が入ってきた。
(恥ずかしいのでスクワットは中断し、鏡を見ているフリをした)
私が御手洗いで寒さをしのいだことを察し、「私もそうすればよかったー。なんで考えつかなかったんだろう」と彼氏に言っているのが聞こえた。

小豆島の御手洗いでスクワットする人間はそうそういないと思うが、人生何が役に立つか?は分からない😇
無事帰還❣️

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