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根っこ。

仙台グルメといえば、牛タン、ずんだ、笹かまぼこ、はらこ飯、新鮮なお刺身…🥳
しかし、これを食べずして仙台の冬は語れない…⛄️

宮城県はせりの生産量が日本一🥇
その8割が仙台市のお隣り、名取市で生産されている🧑‍🌾
せり鍋とは、名取市のせり農家さんと仙台市内の飲食店が共同開発した比較的新しい郷土料理だ🍲

…さもよく知っているかのようだが、2年前仙台グルメ旅をした時に、初めてせり鍋を知った🤫
大学時代は一度も食べたことがない。

それもそのはず。
せり鍋は2004年頃から仙台市内の居酒屋さんでポツポツと提供され始め、東日本大震災後の地域復興の過程でしっかりと郷土料理として定着されていった🌪️

1円でも食費を浮かせたいお子ちゃま大学生。
居酒屋や小料理屋に行く余裕などないし、かりにせり鍋を発見したとしてもおそらく頼まなかっただろう😗

鶏肉や鴨肉で出汁を取った醤油ベースのスープに、どっさりと根っこ付きのせりを入れたせり鍋🍲
厳寒期の今、まさにせりの根っこの旬❣️

初見だと抵抗があるかもしれない🤔
当時は、地元のお客さんからは「根っこなんか食えねっちゃ!」と言われたが「騙されたと思って食べてみてください」
…そんなやり取りの繰り返しだったそうだ🫥

仙台せり鍋の名店といえば、サンドウィッチマンが愛するお店、朝採りのせりを直接仕入れている「侘び助」🏮
「いな穂」「せり草庵」あたりもかなり有名だが、どこも予約必須💦

美容室、ネイルサロン、マッサージもそうだが、私は「予約」という行為がそもそも得意ではない💔
当日になり、あー行かなきゃ、やらなきゃ…義務になるとしんどい🥀
かといって、当日キャンセルは人としてできない🥲
なので、予約しなくても入れるお店へ⤴️

仙台駅西口直結「tekute dining」内にある
「ミヤギノ純米酒センター」🦓

中華系つまみ居酒屋「シマウマ酒店」の系列店とのこと🌟
駅直結なので、新幹線の待ち時間にサク飲みもできる🙌

去年の春にオープンしたそうだが、仙台は降りる度になにかしら新しい発見がある💡
昔は「仙台は案内できるよ!」とドヤ顔で言っていたが、もう全然ついていけない🫨

お店の名前通り、宮城の純米酒を中心とした日本酒パラダイス🌺
立ち飲みエリアの裏側が居酒屋エリアになっている🏮

そのお隣には…

醸造所😳
透明タンクがずらり✨

米感がある状態、ぷくぷく状態、完成形があり、米が酒になっていく状態を楽しめる🫶
テイクアウトで出来立てを販売するだけではなく、この醸造所を囲む飲食店にも卸している❤️‍🔥

川敬商店さん、萩野酒造さんとコラボしたオリジナル日本酒🍶

「日本一」ってどこのお店も掲げるよね❓
どこもそんなに変わらないでしょ…という上から目線だった🤫

仙台にはせり鍋がメニューにあるお店が沢山あるが、1人前だとこのくらいの量のお店が多い。

せり鍋としてはちょっと物足りない🌀
しかし、ここのお店は…

これで一人前だ🤯

根っこ→茎→葉の順に入れ、クタッとなる前に取り出すのがポイント💎

シャキシャキとした歯ごたえ、独特の甘さや香りが超クセになる🤤
大人になったな…🫠
葉、茎、根っこそれぞれの食感や風味の違いを存分に楽しめた🤹‍♀️

根っこ。
どんなに見える部分が美しくても、根っこがしっかりしていないと短命だ⚡️
競うように伸びる姿から「競り」と名付けられたそうだが、生き残れるものはやはり「根っこ」がちゃんとしている…🌋

「踏まれても立ち上がる雑草のような精神で」という言葉があるが、雑草かぁ…🤔
でも踏みつけられたくはないし、草むしりはかなり労力がいる😵‍💫
美味しい雑草もあるし強靭なメンタルだけれど、わりと周りに迷惑はかけている…🙄

1月7日の七草がゆに使われるセリ。
七草がゆは新年の健康を願う行事として、現代にも引き継がれている重要な食文化だ🥹

…セリのように根っこがしっかりした人間、を目標にしよう🔥

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