恋と深空1周年
このゲームはすごい。
なにがすごいって、中国の乙女ゲームはこれまで、日本ユーザー獲得を目指していくつかのスマホアプリを配信してきたんだけど、ちゃんと掴めたのは今回が初と言ってもいいと思う。
ちらほらこれまで配信された中国の乙女ゲームをしてる人もいたんだけど(私もその1人)、あんまり流行らなかった。
でも恋と深空(恋与深空)は流行った。
実はその前に同じゲーム会社がだしているアプリもちょっと流行ったのだが(中国ゲーム市場の乙女ゲームブームの火つけ役とも言われている)、スマホアプリにおいて大事なのは収益率だ。
これらのデータを見ていると夢と希望しかない。
まだリリースして1年、と全然若いのに収益の勢いがすごい。
少し恋与深空の話からズレるが、スマホアプリのユーザー数は中国が2位と圧倒的な差をつけて1位を取っている(さすが人口数の多い国)。そして、2位は日本(こちらもさすがオタク文化を世界に広めた国である)。
ユーザー数はこのように国別人口の関係もあり前述のようになるが、人口対収益を見たときに軍配が上がるのは日本だ。
つまり、中国は課金ユーザーが圧倒的に少ない。でもゲームをしてて重課金ユーザーは中国籍ばかりだと思うかもしれないが、中国には重課金ユーザーか無課金ユーザーかのどちらかであることが多いのだ。
対して日本はどうか。実は日本は微課金ユーザーが最も多い。そしてもちろん日本にも重課金ユーザーは存在する。
するとどうなるか。1人の重課金ユーザーよりも100人の微課金ユーザーのほうが収益は大きくなる。しかも、日本人の微課金ユーザーとは、トータルで微課金なのではなく、1回が微課金なのだ。
長年やってるゲームアプリなんかはトータル課金額がとんでもないことになってたりする人もいるんではないかな(私のFGO垢はまさしくそれ)。
なので、ゲーム会社としては、中国で流行ることはもちろん、日本で流行らせたいのだ。
はて、私はどうしてゲーム会社の収益性の話をしているんだったか、、、。
とにかく、このたび、1周年ということで、とてもよくまとめられた記事があった。
限界オタクの長いキモ語りなんかよりもこちらのほうがよいだろうということで載せておく。
ちなみに、このゲームは私に本腰を入れて中国語を勉強しようと思わせた点でもすごい。
中国のゲーム会社が配信しているので、当然本国の方がコラボやグッズやイベント、ファン交流、2次創作が盛んだ。
欲しければ輸入すればいいし、交流は現地に行かなくてもWeiboやWeChatですればいい。
私はもともと中華ドラマをよく観るので、アプリは入っていて、情報収集はしていたが、交流まではしていなかった。
でも恋与深空にハマりすぎて、限定グッズやコラボグッズがとにかく欲しくて堪らなくて、また、現地ユーザーの2次創作が素敵すぎて、交流を図るため、前々から少々嗜んでいたが使い物になっていなかった中国語を使い物になるようにさせた。
ゲームをしているとこういう、学習や知識に繋がることもある。素晴らしい。
ぜひ本国のみ配信の壁紙やPVも見てほしいので、本国の公式と、日本の公式の両方を載せておこう。
興味があればぜひとも沼ってほしい。
そして仲間を増やすんだ。
本国の1つ目はメインページ。
わからないかもしれない方のために2つ目は本国のメインページのホーム画面です。
ちなみに、中国版のボイスは戦闘シーンがすごく中華っぽいです。中華ドラマや中華映画で見る戦闘はこれだよなっていう臨場感をだすのがすごく上手いです。
日本版のボイスはとってもえっちです。吐息とリップ音がとても素晴らしいので、やはり日本の録音技術と声優さんの演技力は素晴らしいなと感心します。
ついでに、ゲーム会社はPapergamesさん。
着せ替えゲームのニキで知ってる人もいるんじゃないかしら。