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アラサークライシスって知ってますか?

こんにちは。Règlesを運営している見目です。
(Règlesというブランドは「生理の当たり前をアップデートする」ことをミッションにしています。)

最近ふとSNSを見ていると「アラサークライシス」「クォーターライフクラス」という言葉を目にします。

みなさんはこの言葉たちを知っていますか?

私は、以前知人に「私アラサークライシス真っ只中なの」と相談を受けたことがありました。

「???アラサークライシスって何??」

ちんぷんかんぷんだったのですが、何か彼女にかけてあげられる言葉はないかなと、そのあと少し自分で調べてみた経験があります。


この言葉は、実はイギリスで2000年代に生まれた言葉(20年以上前です!)だそう。

簡単にいうと、20代半ば〜30代半ばくらい(いわゆるアラサー)の方が陥りやすい、目に見えない不安や焦りを感じてしまうこと。確かに、この年代はキャリアも不安定だったりして漠然とした未来への不安が感じやすい年代かもしれません。

最近になって、またSNSでこの言葉を見かけることがあったので、改めて感じたことなどを少しだけ共有できればと思っています。(あくまで個人的な意見なのでご参考までに…)


私は自分自身は当時何か大きな不安があっただろうか?と考えてみたのですが、ひとつ思い当たるのは、出産について。

20代半ばくらいから30歳くらいまで、「私って将来子供をもつのかな?」という疑問はありました。

結婚願望は強くないし、子供がどうしても欲しいわけでもない。でも、結婚しないと決めたわけではないし、子供を産まないと決めたわけでもない。とはいえ、出産には適齢期がある。どうしたらいいの?という不安は常に頭の片隅にあった気がします。

この焦燥感をアラサークライシスと呼ぶのであれば、私が抜け出せたのは、まず「人と比べないこと」そして「多くの選択肢を知ること」かなと思います。


当時、私は人それぞれの生き方があって素晴らしい!と頭では理解していたものの、「親に孫を見せなければ」「もし子供を産むことができなかったら私の価値ってあるのかな」なんて、ぼんやり思っていたのかもしれません。

思い返すと、身近な一部の友人と比べてしまっていた気もします。

「あの子は、私よりもキラキラしたキャリアを積んでいて、さらに素敵なパートナーもいて、来年には結婚するのか。私って….。」

「学生時代に仲良かった子たちが母親になっていて幸せそう…。かといって私は贅沢に暮らせるほど稼いでいるわけでもないし。どうしてこうなってしまったんだろう。」

今思えば、本当にごく一部の身近な人たちと比べるなんてナンセンス。何を悩んでいたんだ、と伝えたあげたい(笑)。

ほんの少し視野を広げれば、子供をもたないという選択をした多くの人たちがキラキラと輝いているし、王道のキャリアを捨てて田舎暮らしを経て幸せそうにしている先輩方もたくさんいます。自ら選択肢をものすごく狭めていたことに気がつきました。

“多様性”が大切、と言われているこの時代にもかかわらず固定観念にとらわれていたような気がします。

これからアラサーに突入する方も、現在真っ只中の方もいらっしゃると思います。悩むことは決して悪いことではありません(むしろ悩むのが普通)。

でも、漠然とした不安や焦燥感、自己否定に追い込まれることはないと思います。

そんな私もアラサーど真ん中。かなり楽天家タイプですが、少なからず悩みはあります。ただ、漠然とした悩みというのはない方が良くて、「漠然」の中身を明確にして、いやでも自分と向き合う時間を作るようにしています。あー、私アラサーだけどまだまだ成長できるな〜なんて自己肯定感が高まったりもします(笑)

時間が解決してくれると良く言いますが、今できることを全力でやること。全力で取り組むことできっと道が見えてくるんだと思います。


ご本人然り、周りに悩んでいる方がいたらそっと話をきいてあげてほしいな、なんて思います。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきましてありがとうございます。ほんの少しでも参考になれば嬉しいです。

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