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まるで目的のないドライブ

目的を定めないで何となく流すだけのドライブはお好きですか?
ときには気分転換や暇つぶしに良いのですよね、しかし目的が定まってないドライブは燃料の無駄ですよね、だから度々はやらないと思いますが、皆さんはどうでしょうか?

今日は目的意識についてお話します。

今日は来客があり、長話が過ぎたのですが、そのなかで自分が話したことから思い出したので今日のテーマはこれにします。

仕事には目的意識が必要ですよね、違いますかね?
なんとなく日々を過ごすだけでは仕事や業務は進みませんよね、
皆さんはどうです?

今回はなぜこんなに聞くのかというと、
目的意識を全く持たずに仕事に挑もうとする、もしくは目的意識の大きさや規模が違うのではないかということ、そのあたりが大きく乖離することがあるのです。

たとえば、施主様が大手デベロッパーですと大体は独自の仕様書がありまして、そちらを用いて仕事をするのです。
ですから、工事会社もこの仕様書に基づき仕事をするのですから、当然この仕様書の内容を確認して、自身の業務や現場の仕様と確認しなければなりません、もしこれが受注内容と大きくかけ離れていたら後々の修正等の手戻りも発生しますから、しっかりと内容確認と仕様確認を行うことが手始めになりますね。

ではなぜそれをするのでしょうか?
それは目的に顧客要求事項の確保と実現でよりよい製品の供給とでもいいましょうか、つまりは「三人の石工」の話になぞらえれば三人目の石工の話を実現しようということです。

では次に、
なぜかその仕様書を確認しない人がかなりの多数を占めるという事実
私はこれが不思議でなりません、
「顧客独自の仕様書=製品の完成形」ですから、見ないことには仕事になりません、なのに、見ない・確認しない・気にしない、、びっくりです。

問題が勃発してから「君は仕様書どおりに仕事をしているのか?」などと言われてからやっと仕様書に目を通して「知らなかった」の「見落としたの」と言い始める、、これはある種の虚偽報告です、酷いものです。

更には、自身の脳内標準施工方法のみで常に現場運営、仕様書を見ずにいて、こちらが仕様書合わせが少々いつもとイレギュラーになるような施工方法を工事施工要領書に記載するとブースカブースカ文句を言い、こちらからすると「うっわ、コイツ仕様書を見てねぇで言ってるわ」としか思いませんから、私は彼らを「仕様書見ろや」の一言で一蹴します。

私、いつも思うのです。
この人たちにはひとつの現場単位で目的意識を持っていないのだとね。
ただただ現場が終わればよく、
何かしらの問題があってもそれは誰かのせい(この場合なら仕様書を見なかった自身は棚上げ)、仕様書の確認を怠った誰かのせい、自分は一切悪くないと、なんなら仕様書を作った人が悪いとでも言わんばかりに、、。

まったく以って、幼いし、情けないです。

まるで目的のないドライブをしているようです。
旅行でもない、買い物でもない、ナンパでもない、、目的が一切ない

いいものを、後世に残るものを、など何かしらの目的意識があれば仕事を進めるにも意義を見いだせます。

しかし、目的意識が他に向いている(昇進・昇給のみ)場合は既に利益を残す以外のことは頭に無いのです。
ハイ、当然ヒエラルキーなどもれっきとした目的意識ですが、
顔は顧客に向けどそこには顧客の顔では無くお金に見えているのでは?
このように疑わしき行いに思えてなりません。

だからこそ、仕事の責任を持ちたくないとか、面倒や労働は誰かに任せたいとか、そんなことばかりに終始するのです。
これではとても発展は無いです。

製造者として目的のないドライブをして、お金だけが目的にしているのだとすれば、それはもはや製造業者ではなく金融か現金輸送が生業になってますよね。

「私自身、お金はとても大好きです。
しかし、仕事のために顧客要求事項である仕様書は必ず必読します。」

(これらは本来別個の話ですが、混同して且つ混同してないということを述べている人が過去私の目の届く範囲の一部にはいましたが、そろそろ1年にもなりますし、このあたりの私の言うことが理解できるようになったとは思えませんが、、。)

顧客満足は顧客要求事項にコミットすることで達成できるのならば、
目的意識は常に顧客毎に持ち合わせて仕事に挑もう。

このように締めつつ、、
最後までお読みいただきありがとうございました。

また、よろしくお願いいたします。

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