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助けての声を逃したくない

モラハラ・パワハラ・毒親・経済的困窮などでお悩みの方を自立支援するNPO団体を作りたいと思った理由を今日は書きたいと思います。

はじめに

私は現在モラハラ解決専門家という仕事をしています。
私が夫とのモラハラの関係で悩んでいた時に「モラハラは治らないから離れるべき」という選択か「モラハラされる自分を見つめ直すべき」という2択しかない事に疑問を感じて、モラハラを解決した事から始まっています。

詳しくはこちら

モラハラ解決業を通して

モラハラ専門カウンセリングを始めてから、多くの「見えていなかった問題」にぶつかってきました。
・パートナーや親族の発達障害
・お子さんの発達障害
・お子さんの不登校やいじめや自傷行為
・暴力(DV)とのボーダーライン
・加害者側のメンタルケア問題など


はじめは、単純に「モラハラを乗り越えたい夫婦(復縁したい被害者)のカウンセリング」だったものが、始めてみると「モラハラの相談」は入口でしかなく次々と重たい悩みが溢れてきます。
その度に知識を増やして、技法を学んで、繋がりを増やしていきました。
まさか、論文を夫婦で読み漁っては、研究する日々が来るとは思っていませんでしたが、関わる私も心が痛むような「心の叫び」が目の前で次々と問題化するので、手を離す事は出来ませんでした。
まぁ…ひとつ乗り越えたら、またひとつ出てくるので、半分意地で夫と学び続けています(笑)

手に負えない問題

この活動を通して1番はじめに気付いた問題は

金銭的・経済的モラハラ(DV)

即座に離婚や別居などの道を選べるように、弁護士さんを紹介してきました。
それで対処出来ていると思っていたんですね。最大の難関だと気付いたのは少し後です。

お金がないと死ぬ

金銭的・経済的モラハラ(DV)は
・働かない、働かせない
・必要なお金を出さない
・必要なお金を使い込むなど

様々なパターンがありますが、どれも解決をおすすめしない理由はひとつ【お金がないと死ぬから】です。

モラハラ加害者は、自分の正しさを証明する為に「罰」を与えます。(本人からすると、当然だと思っている)

人格否定や暴言、癇癪などの場合だと介入する方法はいくらでもあります。
人間は変化出来る生き物です。また私の夫のようにモラハラをしなくなる可能性は誰にでもあります。
自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)を改善させる「自己心理学」などの様々な技法を私たちは使っているので、時間と労力とお金をかけたら、モラハラはある程度は改善され緩くなると確信しています。

モラハラを解決する際に、まずは「最低限の安心」を確保する為に、自分をコントロールし、暴言から回避する方法を教えます。まずここから始めないと心は簡単に折れてしまいます。
それだけ人を変える労力は、とてつもなく自分も消費するという事です。


しかし、「金銭的DVと暴力」は生命に関わる問題です。睡眠・食事などの最低限生きていく為の(自分を守る)保証がない状況は、正しい判断が下せません。

とても悪い表現をすると捕虜・奴隷と同じ状況なのです。

必要なお金を出さないのは、生命の危機であり、最低限の安全すら守れない環境で、モラハラを繰り返されお子さんへの被害も考慮しないといけない
「俺を殺す気か!!」などと叫び怒り狂ってきたとしても、お子さんとご自身を守るためには行動を起こさないといけないタイミングがあります。

命よりも大切なものはありません。

身近な問題を乗り越えて

身近な人がずっと悩み続けていたモラハラ夫から離れ、離婚を決意しました。
・毎日1000円以内でやりくりせねばならない
・パートを何個も掛け持ちして働いても全て家計に流れてしまう
・自分の娯楽品は買うのに、子どもには「もったいない」と言う

この地獄のような生活から離れようと決心しても弁護士に依頼する金銭的・精神的余裕はないし、本人的にはそこまで揉めるとも思わなかったので、なるべく自分で手続きしたいとの気持ちを尊重して一緒に何をすべきなのか調べ、役所へ付き添いました。
当時は、理解してくれると願っていたと後から聞きました。

一緒に色々と回った時には、驚くことばかりでした。
目の前に『できない』『無理』という壁が立ちはだかり、そうでなくても日常生活で疲れ果て、傷付き弱っているのに個人で別れたいという熱意を持っていても『もう我慢してこのままの生活を続けたほうがいいのかな』と思ってしまうんじゃないかと感じました。
それは役所が悪いとか弁護士が悪いとかではなく、今の仕組みが弱者に寄り添える環境ではないだけのこと。であれば、豊富なカウンセリング経験を経て被害者の目線から代弁が可能な私が、寄り添い、その知識を活かせれば被害者がこれ以上何かを諦める選択をすることを防げるのではないか、支えることができるのではないかと強く思いました。

ちいさな助けての声を聞き逃したくない


モラハラの被害を受ける方は人から受け取る事が苦手で、助けてほしいとなかなか言えません。
自分でも「このままではいけない」とは分かっていても、言ってしまうともう踏ん張って耐える事さえ出来ない、終わりになっちゃうから、はっきりと助けてほしいとはなかなか言えなかったとみなさん打ち明けてくださいます。この経験から「助けての声」を聞き逃したくないと心に決めました。
「助けての声」すら上げられない人もいると思います。その為に、無料でサポートのNPO団体Re:support(リサポート)を作ろうと決めました。
お金の心配はいりません。私のように手さえ伸ばしてくれたら必ず受け止めると思っている熱い人はたくさんいるという事をわかって欲しくてクラウドファンディングにも現在チャレンジしています。
私も人生で絶対にやらないと決めていたクラウドファンディングや苦手な講師業や動画配信も(偉そうには絶対にしないけど)も更に頑張ろうと思えたのは、きっと今まさに踏ん張って耐えているあなたに新しい未来を道を一緒に切り拓いていきたいからです。
リスタートをサポートさせてください。


クラウドファンディングはまだまだこれからですが、この輪を拡げて欲しいです。


クラウドファンディングは こちらから


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