「自分の死を受け入れるにはどのような心持ちが良いのでしょうか」というお客様の疑問
ご覧いただきありがとうございます。
片付けのプロ 株式会社レガーロです。
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皆さんは、自分の死を考えたことがあるでしょうか。
高所作業や建築業、薬品を扱う職種や最期に関連する職種、
命を救う、守る職種の方は、生きていることが当たり前だと
感じることは少ないのではないでしょうか。
「自分の命に限りがあると
人は、なおさら生きたいと思う」ものです。
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弊社は、
自ら命を絶つ、孤独に亡くなる、など遺品整理や
特殊薬剤を使った特殊清掃という人生の最期に関する
職種です。
「その人その人の人生がここにあったんだな」
「ここで生活をされていたんだな」
と実感します。
日常的に死はどこにでもあって、決して例外ではなく
この瞬間にも亡くなっている人はいる。
それを知らない、もしくは見ていないだけ。
作業をしていると、周りの風景は
時間にゆがみもなく、いつもの日常が流れています。
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このお客様はご家族が亡くなり、「身内の死」を
経験されていますが、
「自分が亡くなることが来たらどうしよう」
「何を準備しておくべきなんだろう」
「命が絶えていく事を受け入れられるだろうか」
という思いがあるそうです。
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人の死は必ずあることで、避けられません。
心持ちとは、好ましい状態になるために
自分が意識する事。
それならば
自分もいつかは死んでしまうことを受け入れて
日々の生活で出会う人、物事を大事に生き、
感じることが今日1日を、1週間を、1ヶ月を
1年を後悔なく生きる事に繋がるのではないでしょうか。
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【具体的にどうすればよいか?】というと
私が実践しているのは
手帳やノート、携帯電話のメモなどに1年の中で
やりたいこと・行ってみたいところ・
食べたいもの・欲しい物を書き出して、
実践したら線を引いて消していく
という方法です。50個くらい書き出します。
(コンビニのあのデザートが食べたい、
一日趣味に没頭したい、コーヒーを飲む時間を
大事にする、など何でも良いです)
また、読んだ本や参考になった話、観た映画
等も同じように書き出していくと、年末に
見返した時、自分にどれだけ目を向けて生活できたのか、
自分を大事に生きていたのが目に見えて分かることで、
充実感や満足感が得られます。
更に具体的には、家や土地の名義、相続関連の
情報を集めたり、いま自分は何が不安なのか
考え、家の事ならば不動産、生命保険なら保険会社や
ファイナンシャルプランナーなどお金に関する
設計の見直しや相談など少しずつ段階を進めていくと
納得しながら悩みがクリアになって安心に繋がる
でしょう。
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幸せな生き方や最期の迎え方に決まった形はなく
その人それぞれがその瞬間、その瞬間に
「楽しい、幸せ、安心」と思える時間があればそれで良く、
死を受け入れようとすればするほど、そこにしか
目が向かなくなってしまい余計に苦しくなり、
受け入れられなくなってしまいます。
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自分は何をしたら気持ちがラクになるんだろう、
何をしている時が心穏やかなんだろう。
どんなことをしたいと思うだろう。
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ペットのこと?家族のこと?子どものこと?
友人のこと?職場仲間のこと?趣味?
あなたの気持ちをラクにしてくれるのは
何ですか。
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株式会社Regalo(レガーロ)
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