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人の道を外れる行為をした岸和田市の永野市長を擁護する立花氏の主張を検証

大前提として、岸和田市の永野市長は、被害女性に対して行った行為に対して「人の道を外れる行為だった」と述べられている。

そして、岸和田市の永野市長はあくまでも不倫だったと言っているが、裁判所の和解調書を確認するとただの不倫ではない事は明らかだ。

和解調書の内容から女性との関係は対等ではなく上下関係が存在しており、女性は性的関係を強要されていたと受け取る事もできる内容だ。

和解調書によると、地裁は2人の関係について「男女として純粋に対等な関係ではなかった」と指摘。
市長の地位や影響力などを踏まえ、「女性の就職や雇用維持を左右し得る優越的な立場で、社会的な上下関係が形成されていた」と述べた。

https://mainichi.jp/articles/20241128/k00/00m/040/212000c

立花氏の主張

岸和田市の永野市長を擁護する立花氏のyoutubeでの主張を確認したところ以下の内容だった。

女性の主張は裁判所はい認めていない。
女性はお金に困っていた。
だから、岸和田市の永野市長は可哀そうだから解決金500万円を出した。

https://www.youtube.com/watch?v=HIHmK9Lb3wc

立花氏の主張の検証

「女性の主張は裁判所はい認めていない」と立花氏は主張されているが、和解調書では「男女として純粋に対等な関係ではなかった」と指摘されており、解決金500万円を岸和田市永野市長が支払う事になっている。

仮に、裁判所が被害女性の主張を認めていないのであれば岸和田市永野市長は解決金を支払う必要もない。

それなのになぜ、岸和田市の永野市長は解決金を支払ったのか?
この矛盾に対して立花氏は整合性を取るた為に、次の主張を行っている。

「女性がお金に困っていて、永野市長が可哀そうだと思ったから500万円支払った」

この主張が仮に正しいのであれば、今回だけが特別なのではなく、過去にも同じように永野市長はお金に困っている女性に対して500万円援助した実績が無いと主張の信憑性が薄くなる。

つまり、岸和田市の永野市長はこれまでお金に困っている女性に対して500万円を援助するという、誇るべき慈善活動を行っている経歴が必要だ。

本件について岸和田市の永野市長の経歴を確認したが、そのような慈善活動の経歴は見つからなかった。
その為、調べた限りでは立花氏の永野市長を擁護する主張の信憑性は確認できない。


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